神はサイコロを振らない、波瑠主演ドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』主題歌・劇中歌に異例のダブル起用
神はサイコロを振らない、波瑠主演ドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』主題歌・劇中歌に異例のダブル起用

 2022年1月14日にスタートするテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』の主題歌・劇中歌として、神はサイコロを振らないの書き下ろしの新曲2曲が起用されることが発表された。

 神サイが全国ネットドラマ主題歌を担当するのは初めてのことで、映像作品の主題歌・劇中歌の事例を見ても異例となるダブル起用も当然初めての経験だ。1曲目の「イリーガル・ゲーム」は主題歌に、2曲目の「あなただけ」は劇中歌にそれぞれ決定した。

 ドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』は、渦巻く《嘘》と《闇》、《愛憎》が引き起こす《同級生“連続不審死”事件》を軸とした、最後の最後まで予測不能な超高速展開で二転三転する本格ラブサスペンス。主演・波瑠を筆頭に、林遣都ら実力派キャストが集結した作品となっている。

 今回、神はサイコロを振らないにドラマの主題歌・劇中歌を依頼した『愛しい嘘~優しい闇~』プロデューサーのテレビ朝日・大江達樹氏は「最初、主題歌候補として2曲のデモを頂き、『イリーガル・ゲーム』は初めて聴いた時、カッコよすぎて震えました。早くドラマの映像に載せてみたいと思いました。しかし、もう一曲の『あなただけ』も神サイファンとしては捨てがたい名曲だなと……。結局、劇中歌として残せないかとお願いしました。全話の中で、ここぞ!という時にかけさせて頂きたいと思っております」とコメントをしている。

 「イリーガル・ゲーム」は、サスペンスドラマの世界観に寄り添うかのような、緊張感漂うストリングスとピアノで、冒頭から妖艶な世界観が続く。ドラムとベースによるグルーヴィーなリズムセクション、要所要所で楽曲の世界観を広げるギターリフやフレーズは本楽曲でも健在。その多彩なサウンドの中心にボーカル柳田周作の歌声が存在する、シリアスでありながらもダンサブルな要素も含まれたアッパーな楽曲となっている。

 劇中歌の「あなただけ」は一転、神サイの真骨頂とも言えるバラードだ。たった1人を心から愛しているというテーマは両楽曲に共通するものの、1つのドラマで全く雰囲気の異なる2曲が、ドラマをどのように色付けしていくかに注目が集まる。

 今回の新曲は1stアルバム『事象の地平線』に収録される。また、「イリーガル・ゲーム」は1月21日に先行配信リリースが決定。同楽曲は『愛しい嘘~優しい闇~』の初回放送(1月14日23時15分~)で初披露される。

◎神はサイコロを振らない 柳田周作(Vo.)コメント
デビューをして1年ちょっとしか経たない我々に、ドラマ「主題歌」書き下ろしのありがたいオファーを頂いた後、まずはドラマの台本を重責に震えながら読ませて頂いたのですが、次第に壊れていく平穏な日々の様子に引き込まれるだけでなく、望緒をはじめとする登場人物それぞれの人間ドラマとしても非常に読み応えのある作品でした。これから監督や俳優の皆さん、制作スタッフの皆さんが映像という形で命を吹き込んでいく事と、そして僕らの楽曲がドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』の物語と溶け合い混じり合っていく事を楽しみにしています。そんな素晴らしい作品とスタッフさん達が、対極に位置する二つの楽曲を産み出すきっかけを与えてくれたことにより、“神はサイコロを振らない”というバンドの持つポテンシャルを存分に引き出してくれた事にも感謝しています。主題歌の「イリーガル・ゲーム」は、愛執染着を題材にし、生々しい愛情の歪み、人の心の脆さなどの描写を濃く描いており、その言葉達と共鳴するように艶めかしいメロディやサウンドが生まれていく様を見ながら自ら震えていました。相反する劇中歌の「あなただけ」は、弾き語りのデモ段階から世界観が完成されており、音楽家としてこの楽曲を生み出せた事を誇りに思えるほど自信のある作品です。ドラマを観る際には、是非楽曲にも耳を傾けて頂ければと思っています。

◎リリース情報
配信シングル『イリーガル・ゲーム』
2022/1/21 DIGITAL RELEASE

◎番組情報
テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』
2022年1月14日(金)23時15分スタート(全8話)
出演:波瑠、林遣都、本仮屋ユイカ、黒川智花、新川優愛、溝端淳平ほか
原作:愛本みずほ 『愛しい嘘 優しい闇』(講談社『Palcy』連載)