マドンナ、乳首が一部露出していた写真を削除したインスタグラムを批判
マドンナ、乳首が一部露出していた写真を削除したインスタグラムを批判

 マドンナが、インスタグラムに写真を削除されたことを批判した。2021年11月25日に彼女は、黒のランジェリーを身につけてさまざまなポーズをとっている一連のスナップ写真をインスタのアカウントに再投稿し、乳首が露出していた同じ投稿がガイドラインに違反しているとして、前日の夜に削除されていたことをキャプションで明かした。新しい投稿では、赤いハートの絵文字を使って左胸を隠している。

 彼女は、「インスタグラムが警告や通知なしに削除した写真を再投稿します。私のアカウントを扱っていないマネージメントに対する理由は、私の乳首の一部が露出していたというものだった」と、フォト・ギャラリーに添え、「乳首以外の女性の体のあらゆる部分を見せることが許される文化で暮らしていることは、いまだに私にとって驚くべきこと。まるで、女性の体の中で唯一性の対象として見られる可能性のある部分であるかのように。赤ちゃんに栄養を与える乳首が!」

 インスタグラムのコミュニティー・ガイドラインのページには、「乳房切除後の傷跡の写真や積極的に授乳している女性の写真などの一部の例外を除き、インスタグラムでのヌードは禁止しています。絵画や彫刻の写真でのヌードもOKです」と記載されている。

 インスタグラムの親会社であるMeta(旧Facebook)の広報担当者は米CNNに対し、同社のルールに違反した写真は、“誰が投稿したかにかかわらず、見つけ次第削除される”と述べている。

 マドンナは、「男性の乳首はエロティックなものとして体験できないの?!そして、どこでも検閲されることのない女性のケツについてはどうなの?40年間の検閲……性差別、年齢差別、女性差別の中で、なんとか正気を保てたことに感謝するわ」と続けている。