テイラー・スウィフト、自ら監督した「All Too Well」ショート・フィルムの予告編が解禁
テイラー・スウィフト、自ら監督した「All Too Well」ショート・フィルムの予告編が解禁

 テイラー・スウィフトによる2012年のアルバム『レッド』の再録盤となる『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』の2021年11月12日リリースへ向けて、ここ1週間で様々なニュースが解禁されている。

 米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』と『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』、米バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』へのテイラーの出演が立て続けに発表になる中、リリース日に「All Too Well」のショート・フィルムが公開されることがわかった。『レッド』収録曲である「All Too Well」は、ファン人気が高く、多くのメディアにも称賛されている楽曲だ。

 現地時間2021年11月5日には、テイラーが監督と脚本を手がけ出演するこのショート・フィルムの約30秒の予告編が公開された。実際にショート・フィルムに使われている映像か不明だが、一台の車が秋めいた森に面した人気のない道をカメラに向かって走ってくる様子が捉えられている。車が走行する振動により、道路いっぱいの落ち葉はカサカサと音を立てながら飛ばされている。予告編の最後は、セルロイド・フィルムのような質感のカットで終わっており、どうやらデジタルではなく35mmフィルムで撮影された映像のようだ。

 ティーザーによると、ショート・フィルムにはテイラーに加え、映画『メイズ・ランナー』シリーズや『ラブ&モンスターズ』で知られるディラン・オブライエン、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』と映画『フィアー・ストリート』のセイディー・シンクが出演している。

 全30曲入りの『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』には、オリジナル版では約5分だった「All Too Well」の10分に及ぶ新バージョンが収録されている。テイラーは現在、デビュー当時から所属していた<ビッグ・マシーン・レコーズ>からリリースされたアルバムを再録するプロジェクトを敢行している。本作は、今年4月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位に輝いた『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』に次ぐ再録シリーズ第2弾となる。