トム・ヒドルストン、マーベルドラマ『ロキ』楽曲で自身初の米ビルボード・チャート入り
トム・ヒドルストン、マーベルドラマ『ロキ』楽曲で自身初の米ビルボード・チャート入り

 2021年7月17日付の米ビルボード・ワールド・デジタル・ソング・セールス・チャート“World Digital Song Sales”でトム・ヒドルストンが歌う「Very Well」が10位に初登場し、自身初の米ビルボード・チャート入りを果たした。

 ヒドルストンがほぼ全編をノルウェー語で披露する同曲は、彼が主演するマーベルドラマ『ロキ』の第3話に登場する。劇中で、ロキは「Very Well」を故郷のアスガルド語で歌っているという設定だが、ドラマではノルウェー語がアスガルド語として使われている。また同エピソードのエンド・クレジットで楽曲名は「Jeg Saler Min Ganger」となっているが、ドラマのサウンドトラック『Loki: Volume 1』では「Very Full」と題されている。

 マーベル作品からは、今年3月にドラマ『ワンダヴィジョン』でキャスリン・ハーン演じるアガサ・ハークネスが歌う「Agatha All Along」が、米ビルボード・デジタル・ソング・セールス・チャート“Digital Song Sales”に初登場していた。

 “World Digital Song Sales”は、非英語または非スペイン語の楽曲の全米週間デジタル・セールス・チャートとなっている。同チャートには、米国本土以外が原産国となる楽器で演奏された楽曲が含まれることもある(その内、スペイン語や英語のクラシック楽曲はほとんど除外されている、これは米ビルボードがラテンやクラシックのジャンル・チャートを発表しているためだ)。

 ノルウェー人のソングライターのBenedicte Mausethとノルウェー人作家のErlend Nodtvedtによって作詞された「Very Full」は、ほぼノルウェー語で歌われているため、今回ランキングの対象となっている。