オバマ米前大統領、シャワーの中で聴いている楽曲のプレイリストを公開
オバマ米前大統領、シャワーの中で聴いている楽曲のプレイリストを公開

 バラク・オバマ米前大統領が、シャワーの中でよく聴いている楽曲のプレイリストがSpotifyで公開された。

 オバマ前大統領が、結婚、父親業、人種、アメリカの現状など様々なトピックに関してブルース・スプリングスティーンと会話する様子が収められた、全8話からなるSpotifyのポッドキャスト・シリーズ『Renegades: Born in the USA』の最新エピソードで、彼は自宅のシャワーでよく歌っていることを明かしていた。「シャワーの中で歌うし、外でも歌っているよ。私は歌うことを恥じていない。ただ、妻や娘たちにはたまに呆れた顔をされるけれどね」と彼は説明していた。

 これを受けて、Spotifyはオバマ前大統領がセレクトした44曲入りの“シャワー・ワールド・ツアー・セットリスト”プレイリストを公開しており、もちろんスプリングスティーンの楽曲も複数収められている。そのうち、ポッドキャストのタイトルにもなっている、ボスの【グラミー賞】ノミネート作『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』のタイトル・トラックは、オリジナル版と2018年7月に米NYのウォルター・カー・シアターにて録音されたライブ版の2つのバージョンが収録されている。

 他にも、スティーヴィー・ワンダー、ザ・ビートルズ、パブリック・エネミー、ジョニ・ミッチェル、ジル・スコット、エルヴィス・プレスリーの楽曲や、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」、ビリー・ホリデイの「奇妙な果実」、ケンドリック・ラマー&ビヨンセの「フリーダム」などタイムレスなプロテスト・アンセムが収められている。

 『Renegades: Born in the USA』は、Spotifyとオバマ夫妻の制作会社ハイヤー・グラウンドのパートナーシップにおけるポッドキャスト第2弾となっており、2021年2月22日に第一話が配信された。