【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン5週連続No.1、ザ・ウィークエンド/フー・ファイターズがTOP5デビュー 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン5週連続No.1、ザ・ウィークエンド/フー・ファイターズがTOP5デビュー

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【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン5週連続No.1、ザ・ウィークエンド/フー・ファイターズがTOP5デビュー

【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン5週連続No.1、ザ・ウィークエンド/フー・ファイターズがTOP5デビュー


 モーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』が5週目の首位をキープした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 初登場した1月23日付チャートからトップを独走している『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』。週間ユニットも前週から若干数増加の150,000を記録して、5週連続の10万超えを達成。そのうち107,000がアルバム・ストリーミング(SEA)で、週間視聴回数も1億4,638万再生と5週連続で1億回を突破した。アルバム・セールスは49%増加の37,000まで上昇、トラックごとのユニット数(TEA)は5,000を記録している。

 過去1年間で5週以上1位を獲得したのは、昨年いずれも8週を記録したテイラー・スウィフトの『フォークロア』とリル・ベイビーの『マイ・ターン』に続く3作目で、Billboard 200とカントリー・アルバムの両チャートにランクインした作品が5週以上首位を獲得したのは、2012年12月から2013年1月まで、計7週を記録したテイラー・スウィフトの『レッド』以来約8年ぶりの記録。また、両チャートにランクインした作品が初登場から5週連続で1位を獲得したのは、同5週を記録したシャナイア・トゥエインの『アップ』(2002年から2003年)以来約18年ぶり、男性アーティストとしてはガース・ブルックスの『ダブル・ライヴ』(1998年から1999年)が同じく5週を記録して以来、22年ぶりとなる。

 本作の大ヒットを受け、2018年4月にリリースしたデビュー・アルバム『イフ・アイ・ノウ・ミー』も先週の17位から10位に上昇し、これまでの最高位だった13位を上回り自身2作目のTOP10入りを果たした。なお、カントリー・アルバム・チャートでは既に1位を獲得している。

 『イフ・アイ・ノウ・ミー』が今週獲得したユニットは前週から33%増加の29,000で、本作の週間ユニットとしても過去最高を更新した。そのうちアルバム・ストリーミングが17,000(週間2,495万再生)、トラックごとのユニットが16%増加の2,000、アルバム・セールスは101%増加の10,000まで上昇している。

 今週は、2月2日にTMZで報じられたゴシップの影響でユニット数が減少すると思われたが、迅速に謝罪対応したことでアルバムのストリーミングやセールスには及ばず、前週と比較するとむしろ上昇傾向にある。

 続いて2位には、2月5日に発売されたザ・ウィークエンドのコンピレーション・アルバム『ザ・ハイライツ』がデビュー。初動ユニットは89,000で、そのうち70,000がアルバム・ストリーミング(1億194万再生)、10,000がアルバム・セールス、トラックごとのユニットは9,000と好記録を打ち出している。

 本作は、キャリア10周年を記念したベスト・アルバムで、ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した「キャント・フィール・マイ・フェイス」(2015年)や「ザ・ヒルズ」(2015年)、「スターボーイ」(2016年)など、過去のヒット曲が目白押しの内容となっている。なお、最新作『アフター・アワーズ』(2020年)から輩出されたモンスター・ヒット「ブラインディング・ライツ」や最新シングル「セイヴ・ユア・ティアーズ」も収録されているが、各曲のポイントはその週にアクティビティが多い方に割り当てられるため、「ブラインディング・ライツ」と「セイヴ・ユア・ティアーズ」のストリーミングによるユニットは、『アフター・アワーズ』ではなく、アクティビティが多かった『ザ・ハイライツ』に加算された。その影響を受け、『アフター・アワーズ』は先週の4位から37位に急落している。

 ザ・ウィークエンドは、これでTOP10、TOP5の獲得数をいずれも7作目に更新し、ベスト盤としては2019年12月28日付チャートで同2位を記録したブレイク・シェルトンの『Fully Loaded: God's Country』以来となる最高位を獲得した。本作の2日後、2月7日に開催された【第55回スーパーボウル】でのパフォーマンス効果が大きく反映し、ストリーミングやセールスに繋げた。

 3位に初登場したのは、フー・ファイターズの新作『メディスン・アット・ミッドナイト』。1位を獲得した前作『コンクリート・アンド・ゴールド』(2017年)から約3年半ぶり、通算10作目のスタジオ・アルバムで、最高10位を記録した2ndアルバム『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』(1997年)から9作連続のTOP10入りを果たした。UKアルバム・チャートでは、前作に続き通算5作目の首位を獲得している。

 『メディスン・アット・ミッドナイト』の初動ユニットは70,000で、そのうち6,000がアルバム・ストリーミング、64,000がアルバム・セールスと全体の9割近くを占めた。セールスのみでは、他と大差をつけ今週最大の売り上げを記録している。

 続いても新作で、4位には米テネシー州メンフィス出身の新人ラッパー=Pooh Shiesty(プー・シャイエスティ)のデビュー・ミックステープ『Shiesty Season』が初登場した。昨年、リル・ダークをフィーチャーした「Back in Blood」がソング・チャート“Hot 100”で37位、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートでは14位を記録したが、アルバム・チャートでのランクインとTOP10入りはいずれも自身初の快挙となる。ヒップホップ・ファンからの評価も高く、米ビルボードに今年注目のアーティストに選ばれるなど、今後の活躍が期待される新星の一人。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、2月19日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
2位『ザ・ハイライツ』ザ・ウィークエンド
3位『メディスン・アット・ミッドナイト』フー・ファイターズ
4位『Shiesty Season』Pooh Shiesty
5位『ザ・ボイス』リル・ダーク
6位『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』ポップ・スモーク
7位『ポジションズ』アリアナ・グランデ
8位『レジェンズ・ネヴァー・ダイ』ジュース・ワールド
9位『ホワット・ユー・シー・イズ・ホワット・ユー・ゲット』ルーク・コムズ
10位『イフ・アイ・ノウ・ミー』モーガン・ウォレン


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