【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン2週連続首位、ホワイ・ドント・ウィー自己最高位記録 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン2週連続首位、ホワイ・ドント・ウィー自己最高位記録

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【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン2週連続首位、ホワイ・ドント・ウィー自己最高位記録

【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン2週連続首位、ホワイ・ドント・ウィー自己最高位記録


 モーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』が2週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 先週、カントリー・アルバム歴代最高の週間ストリーミング(2億4,018万再生)を記録して1位に初登場した『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は、前週から26%減少したものの、今週も1億7,711万再生を記録して歴代2番目の週間ストリーミングを更新。週間ユニットも159,000と高水準を維持して、Billboard 200でも2週目のトップをキープした。

 過去1年間で15万ユニット以上を2週間突破したのは、2020年3月21日(288,000)から2020年3月28日(247,000)で記録したリル・ウージー・ヴァートの『エターナル・アテイク』、2020年7月25日(497,000)から2020年8月1日(162,000)で記録した故ジュース・ワールドの『レジェンズ・ネヴァー・ダイ』(今週9位)、そして2020年12月26日(329,000)から2021年1月2日(169,000)で記録したテイラー・スウィフトの『エヴァーモア』(今週4位)に続く4作目で、集計にアルバム相当ユニットを導入した2014年12月以降ではカントリー・アルバムとして初の快挙となる。

 また、カントリー・アルバムが初登場から2週連続で首位を獲得したのは、ルーク・ブライアンの『キル・ザ・ライツ』(2015年8月29日から9月5日)以来で、同2015年にはクリス・ステイプルトンの『トラヴェラー』(2015年11月21日から28日)も2週連続首位をマークしているが、これは【カントリー・ミュージック・アワード】での受賞やパフォーマンスが話題になったためで、初登場からの記録ではない。ストリーミングによるポイントが強化されたここ数年は、カントリー・アルバムがユニット数を獲得し辛い状況が続いている。

 一方、ストリーミングの強いヒップホップ/R&Bアルバムは上位をキープし易くなり、ユニット数(47,000)の大半をストリーミングが占めるポップ・スモークの『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』は、発売日が2020年7月3日と半年以上前にもかかわらず、今週2位に浮上する驚異的なロング・ヒットを記録している。本作は、2020年7月18日付チャートで1位に初登場してから今週で29週目のランクインとなるが、クリスマス効果でホリデー・アルバムが独占した2021年1月2日付チャートを除く計28週間、TOP10に居座り続けている。

 3位に初登場したのは、米カリフォルニア州出身の5人組ボーイズ・バンド=ホワイ・ドント・ウィーの『ザ・グッド・タイムズ・アンド・ザ・バッド・ワンズ』。本作は、2018年8月にリリースしたデビュー作『8 レターズ』に続く2作目のスタジオ・アルバムで、TOP10入りは最高9位をマークしたその『8 レターズ』含む2作目、TOP3入りは初の快挙となる。

 『ザ・グッド・タイムズ・アンド・ザ・バッド・ワンズ』の初動ユニットは46,000で、そのうち38,000がアルバム・セールス、7,500がアルバム・ストリーミング(SEA)、トラックごとのユニット数(TEA)は500程度だった。セールスのみでは今週最大の売り上げを記録している。本作からは、ソング・チャート“Hot 100”で37位にグループ初のランクインを果たした「フォーリン(アドレナリン)」がヒットし、アルバムのプロモーションに繋げた。

 前述の『エヴァーモア』が2位から4位にダウンし、アリアナ・グランデの『ポジションズ』は7位から5位にTOP5復帰した。 3位の『ザ・グッド・タイムズ・アンド・ザ・バッド・ワンズ』を除く上位4作は全てリパブリック・レコードからリリースされたアルバムで、2018年9月1日付チャート以来約2年半ぶりに、同レーベルの作品がTOP5中4作を独占した。

 5位から6位にダウンしたリル・ダークの『ザ・ボイス』を挟み、7位には先週の19位からジャンプアップしたエミネムの『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』がTOP10復帰した。週間ユニットは、前週から51%増加の33,000を記録している。

 『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』は1年前の2020年1月17日にリリースされ、翌2月1日付チャートで1位に初登場した。その10か月後、12月18日には新曲16曲を追加したデラックス・エディションがリリースされ、2021年1月2日付チャートで3位に再浮上。今週再び上昇したのは、そのデラックス盤のCDが1月15日に発売されたため。それ以前は、ストリーミングとデジタル・ダウンロードのみで視聴、購入可能だった。なお、デラックス盤のLP(レコード)は今年の8月にリリースされる予定で、 その際はまた上位にランクインする可能性が高い。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、1月29日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
2位『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』ポップ・スモーク
3位『ザ・グッド・タイムズ・アンド・ザ・バッド・ワンズ』ホワイ・ドント・ウィー
4位『エヴァーモア』テイラー・スウィフト
5位『ポジションズ』アリアナ・グランデ
6位『ザ・ボイス』リル・ダーク
7位『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』エミネム
8位『アフター・アワーズ』ザ・ウィークエンド
9位『レジェンズ・ネヴァー・ダイ』ジュース・ワールド
10位『ホワット・ユー・シー・イズ・ホワット・ユー・ゲット』ルーク・コムズ


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