<インタビュー>FantasticYouth、総再生回数8,000万回超の歌い手出身ユニットがメジャー進出 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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<インタビュー>FantasticYouth、総再生回数8,000万回超の歌い手出身ユニットがメジャー進出

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<インタビュー>FantasticYouth、総再生回数8,000万回超の歌い手出身ユニットがメジャー進出

<インタビュー>FantasticYouth、総再生回数8,000万回超の歌い手出身ユニットがメジャー進出


 2016年に初めて投稿した“歌ってみた”動画がいきなり100万回再生を突破し、ネットシーンで瞬く間に注目を集めたシンガー、Onyu。そして、作詞・作曲から演奏、ミキシングまでを担うクリエイターにして、ラッパーとしての際立った存在感を示すLowFat。ふたつの才能が融合したユニットFantasticYouthが12月18日に配信された「真刀勝負」(読み:まっとうしょうぶ)でメジャーシーンに進出する。洋楽、邦ロック、ヒップホップ、ボカロ系などをハイブリッドさせたハイブリッドさせた二人の音楽世界はここから、幅広い層のリスナーを魅了するはずだ。

――LowFatさん、OnyuさんがFantasticYouthとして活動をスタートさせたのは2017年。ユニットを組んだ経緯を教えてもらえますか?

LowFat:お互いにインターネットで楽曲を投稿していて、SNSで発見したのがきっかけです。まずはカバーから始めたんですけど、二人とも「いろんな音楽をやりたい」という気持ちがあって、そこは最初から共有できてましたね。

Onyu:「この曲をカバーしたい」「こういう曲を作りたい」という意見も出しやすいんですよね。私も徐々に歌詞を書くようになって、お互いにやりたいことをすり合わせて一つの表現にしているというか。

LowFat:役割分担もはっきりしてますね。基本的に音まわりを僕が担当して、Onyuに歌の表現を乗せてもらって。

――これまでに発表されているカバー曲にも、二人の個性が発揮されていると思います。音楽的なルーツも似てるんですか?

LowFat:どうだろう? 僕はもともと雑食で、クラシックからロックまでいろいろな曲を聴いてきて。周りでそういう音楽が流行っていて、自然に聴くようになって。

――日本語ロックの黎明期を代表するグループですよね。Onyuさんが音楽に興味を持ったきっかけは?

Onyu:学生の時に洋楽を聴き始めました。アメリカン・ポップスから始まって、EDMなども聴いて。ボーカロイド系も聴いてましたね。友達に教えてもらったんですけど、「こういうジャンルもあるんだ?!」という驚きがあって。

――リスナーとしてもジャンルレスなんですね。FantasticYouthというユニット名については?

Onyu:二人の名前から、“F”と“Y”を使いたくて。そこから言葉を当てはめていって、FantasticYouthに辿り着いた感じです。

LowFat:“思春期を彩るような音楽”という意味合いですね。10代のリスナーにも聴いてほしいので。

Onyu:歌詞を書くときは、自分のなかでくすぶっている気持ちを表現することもあって。そのうえでリスナーのみなさんの気持ちに寄り添って、リンクするところがあればいいなと思っています。

――なるほど。ちなみにお二人の思春期はどうでした?

LowFat:けっこう明るかったですね(笑)。「楽しく生きなきゃ!」と思ってたので。

Onyu:私も思春期は明るかったかも。その後、大人に近付くにつれて、「私、不向きなことが多いな」と感じるようになって。そういう生きづらさみたいなものも、歌詞に出てるかもしれないですね。

――では、メジャーレーベルからの第1弾楽曲「真刀勝負」について聞かせてください。制作はどのようなスタイルで行われたんですか?

Onyu:先に私が歌詞を書いたんです。

LowFat:Onyuが創った世界を広げられるようなトラックを意識しました。

――なるほど。<メリットとかデメリットとか/そんな現実主義は置いといてさ>もそうですが、この先の音楽活動に対する強い意思が感じられる歌詞だなと。

Onyu:歌詞を書きながら、自分に言い聞かせている感じもありました。音楽で表現することが好きだし、とにかく面白いことがしたいという気持ちが強くて。メリットやデメリットを考えることも必要だけど、「いや、そうじゃない」って自分に言い聞かせているところもあると思います。つい弱気になってしまうときも、強がって、カッコつけながら前を向いていきたいなと。聴いてくれた人の背中を押せるような曲になったら嬉しいですね。

LowFat:僕自身はメリット、デメリットを気にするほうなんですが(笑)、判断に迷ったときに、自分のマインドをプラスに持っていけるような歌詞だなと思いますね。

――テンポの速さ、言葉を詰め込んだフロウ、解放感のあるサビのメロディなど、アレンジやサウンドメイクにもFantasticYouthの個性が詰まっていて。

LowFat:この曲のテンポ感には、僕の個人的な好みが出てますね。サビのメロディは以前から頭の中にあって、「いつか形にしたい」と思っていたんです。『真刀勝負』はFantasticYouthにとって大事な曲だし、このメロディをいいバランスで使えたのは良かったなと。自分たちらしさを凝縮した曲になったと思います。

Onyu:この曲に限らず、キャッチーな要素は必ず必要だと思っていて。メインのフレーズやサビのメロディなど、曲の顔になる部分は大事にしています。

――「真刀勝負」でFantasticYouthに興味を持つ音楽ファンも多いと思います。この先の活動ビジョンは?

LowFat:まず日本のリスナーに知ってもらって、将来的には世界に向けた楽曲にも挑戦したいですね。ライブに関しても、いろいろやりたいことがあって。エンターテインメント性のある、空間を楽しんでもらえるようなものを作りたいな、と。

Onyu:楽曲に関して言えば、死生観みたいなものを表現したくて。まだ確固たる死生観はないんですが、経験を重ねるなかでそれを見つけて、いつか形にしてみたいですね。


◎リリース情報
「真刀勝負」
2020/12/18 DIGITAL RELEASE


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