リッチー・サンボラ、娘のためにボン・ジョヴィを脱退したことを後悔していないと話す
リッチー・サンボラ、娘のためにボン・ジョヴィを脱退したことを後悔していないと話す

 ボン・ジョヴィが、2013年に行った【ビコーズ・ウィー・キャン・ツアー】中に、バンドを脱退した元ギタリストのリッチー・サンボラが、当時の決断とそれから7年経った今も“後悔していない”理由について打ち明けた。

 サンボラは「決して評判の良い決断ではなかったのは明らかですが、ほぼ選択の余地がなかったんです。(私生活において)意識的に行わなければならないことが多くありました」と米ピープル誌に語り、自身と女優ヘザー・ロックリアの現在23歳の娘アヴァとの関係を最優先する必要があったと付け加えた。彼は「私たちは一緒に多くのことを経験してきました。家庭における、こころのメンテナンスの時期だったんです。私は天使ではありません。しかし、その当時、アヴァが自分を近くに必要としていたことに気づきました。家族が最優先、それが脱退した理由です」と明かしている。

 彼は「私は何よりも父であることが大好きです」と続け、「幸運なことに、自家用飛行機を所有できるほど稼いでいましたので、たとえ1日だけでも子供に会うために帰宅することができました。ハロウィーンであれば、すぐに家に帰りました」と説明した。

 ツアーを行っていた頃も娘との仲は良かったが、米カリフォルニア州で普通の生活を送る中で、毎日高校に送り迎えをすることにより、アヴァとの絆がさらに強くなったとサンボラは述べた。「そこで会話が行われたのです。その30分間、彼女は車内に囚われの身となり、逃げられませんから」と説明した。

 「(その時間があることで)知りたいことがわかりますし、彼女がどのように感じているかなどを把握することができます。私たちの関係は、これまでもとてもオープンで、会話のあるものでした」とサンボラは共有し、娘に「“いつでも君の味方だから、私に何でも言うんだよ”と伝えている」ことを明かした。