ジャスティン・ビーバー、【グラミー賞】ノミネートを喜ぶもジャンル分けに疑問 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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ジャスティン・ビーバー、【グラミー賞】ノミネートを喜ぶもジャンル分けに疑問

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ジャスティン・ビーバー、【グラミー賞】ノミネートを喜ぶもジャンル分けに疑問

ジャスティン・ビーバー、【グラミー賞】ノミネートを喜ぶもジャンル分けに疑問


 2020年11月24日に候補者が発表された【第63回グラミー賞】において、5thアルバム『チェンジズ』が<最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞>にノミネートされたジャスティン・ビーバーが、公開書簡で喜びと感謝の気持ちを表しつつも、選出された部門について疑問を呈している。

 SNSに投稿された公開書簡で彼は、「【グラミー賞】へ。僕の芸術性を認め、正当に評価してくださったことを光栄に思っています。自分の音楽に関しては、非常に細かいところまでこだわりながら意図的に取り組んでいます。それを踏まえ、僕はR&Bアルバムを作ることを目指していました。“チェンジズ”はR&Bアルバムとして作りましたし、今もそれに変わりはありません。(にもかかわらず)R&Bとは認識されておらず、僕は非常におかしいと感じています」と綴っている。

 さらに彼は、「僕はR&B音楽をすごいなと思いながら育ったので、あのサウンドを体現するような作品を作りたいと願っていました。そのコードやメロディー、ボーカル・スタイル、さらには選んだヒップホップ・ドラムに至るまで、これは明らかに、紛れもなくR&Bアルバムなのに、しかるべき部門に分類されなかったことを、僕は奇妙に感じてしまいます」と続けている。

 そして最後に、「はっきりさせておきますが、僕はポップ音楽を心から愛しています。ただ、今回に関しては、自分が意図していたものではなかったというだけです。作品に敬意を表していただけたことには感謝していますし、どちらにしろノミネートされたことは光栄だと思っています」と締めくくっている。

 ジャスティンは、以前よりポップとR&Bのジャンルを行ったり来たりしながら音楽活動を続けてきており、最初の自称“R&Bieber”時代の幕開けは、2013年の2ndコンピレーション・アルバム『ジャーナルズ』からだった。2015年のポップ/ダンス・アルバム『パーパス』から5年を経てリリースされた『チェンジズ』については、2020年2月14日のリリース直前に、「Not pop. r&bieber」とツイートしていたほど、はっきりとR&Bであることを明言していた。

 2021年に開催される【グラミー賞】のR&B部門に関して不満を感じているのはジャスティンだけではないようで、ノミネート作が全員男性によるものであることをテヤナ・テイラーが指摘している。レコーディング・アカデミーのツイートを引用リツイートしながら彼女は、「単に“男性R&Bアルバム”って言えば良かったんじゃないの、だってどう見てもこの部門にはチンチンしかないじゃん」と痛烈に皮肉った。彼女はつい最近、米ビルボードのR&B/ヒップホップ・パワー・プレイヤーズ号でケラーニ、ジェネイ・アイコ、サマー・ウォーカーとR&B界における女性の重要性について討論形式で語り合ったばかりで、この中から【第63回グラミー賞】にノミネートされたのはジェネイ・アイコだけだった。

 ジャスティンはほかにも、「Yummy」で<最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞>、「Intentions feat. Quavo」で<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞>、ダン+シェイとのコラボ「10,000 Hours」で<最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス賞>にノミネートされた。10年前の【グラミー賞】デビューから通算で14回ノミネートされている。


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