【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ベイビー4週目の首位、ボブ・ディラン/テヤナ・テイラーTOP10入り 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ベイビー4週目の首位、ボブ・ディラン/テヤナ・テイラーTOP10入り

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【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ベイビー4週目の首位、ボブ・ディラン/テヤナ・テイラーTOP10入り

【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ベイビー4週目の首位、ボブ・ディラン/テヤナ・テイラーTOP10入り


 リル・ベイビーの『マイ・ターン』が4週目の1位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 3月14日付チャートで1位に初登場し、再浮上した6月20日、6月27日、そして今週の通算4週目となる首位をキープした『マイ・ターン』。2020年度では、ロディ・リッチの『プリーズ・エクスキューズ・ミー・フォー・ビーイング・アンチソーシャル』(2019年12月21日、2020年1月18日、2月8日、2月22日)と、ザ・ウィークエンドの『アフター・アワーズ』(4月4日~25日)と並ぶ、現在までの最長記録を更新している。

 しかし、『マイ・ターン』が今週獲得した週間ユニット数は、先週から3%減少した70,000で、2020年度に首位を獲得したアルバムとしては、6月20日付チャートで本作が記録した65,000ユニットに次ぐ、2番目に低いユニット数になる。今週はTOP10に新作がランクインしているものの、いずれもユニット数が伸び悩んだ。

 惜しくも2位デビューとなったのは、6月19日にリリースされたボブ・ディランの新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』。初動ユニット数は53,000で、そのうちアルバム・セールスが51,000、アルバム・ストリーミング(SEA)はわずか2,000だった。本作からは、先行シングル「マーダー・モスト・ファウル」がロック・ソング・チャートで5位に、ロック・デジタル・ソング・セールス・チャートでは自身初のNo.1を獲得し、プロモーションに繋げた。

 『ラフ&ロウディ・ウェイズ』は、2017年にリリースしたカバー作の第三弾『トリプリケート』から約3年、オリジナル曲によるアルバムとしては、2012年に最高3位を記録した『テンペスト』以来8年振り、通算39枚目のスタジオ・アルバム。ライブ・アルバム、コンピレーション・アルバムを含む通算23作目のTOP10入りで、TOP40には50作目のランクインを果たした。1960年代(8枚)、1970年代(14枚)、1980年代(7枚)、1990年代(4枚)、2000年代(7枚)、2010年代(9枚)、そして2020年代の7代にわたりアルバム・チャートでTOP40入りしたのは、現在のところボブ・ディランのみ。

 ボブ・ディランが同チャートに初めてランクインしたのは、57年前の1963年9月7日付チャートで、同年3月にリリースした2ndアルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』が125位に初登場した。翌10月には22位まで上昇し、イギリスでは自身初の首位を獲得。出世作となる大ヒットを記録した。なお、初めてTOP10入りしたのは1965年に6位を獲得した5thアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』で、初の首位獲得作品は、1974年リリースの14thアルバム『プラネット・ウェイヴズ』。意外にも、1位を獲得したアルバムは5作しかない。

 続いて3位には、前週の80位からジャンプアップした、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディの『アーティスト2.0』が再浮上。本作は、今年2月にリリースした自身3枚目のスタジオ・アルバムで、2月29日付チャートで2位にデビューし、3作連続のTOP5入りを果たしたばかり。今週ユニット数が急増したのは、6月19日に9曲を追加したデラックス・エディションがリリースされたため。今週獲得したユニット数は、前週比292%増の43,000で、そのうちアルバム・ストリーミング(SEA)が41,000と、そのほとんどを占めた。

 以下、ダベイビーの『ブレイム・イット・オン・ベイビー』(37,000ユニット)、ポスト・マローンの『ハリウッズ・ブリーディング』(36,000ユニット)と、ラップ・アルバムが安定したユニット数を維持して上位をキープ。先週2位をキープしたレディー・ガガの『クロマティカ』は、11%減少の32,000ユニットまで落ち込み、6位にダウンした。7位にドレイク、9位のリル・ウージー・ヴァート、10位がポロ・Gと、今週もヒップホップ勢が強い。

 8位にデビューしたのは、女優やモデル業もこなす女性R&Bシンガー=テヤナ・テイラーの『ザ・アルバム』。2018年リリースの前作『K.T.S.E.』から2年ぶり、3枚目のスタジオ・アルバムで、これまでの最高位だった前作の17位を大きく上回る、自己最高位更新にして初のTOP10入りを果たした。なお、デビュー・アルバム『VII』(2014年)の最高位は19位で、いずれもTOP20入りしている。初動ユニットは32,000で、そのうち27,000がアルバム・ストリーミング(SEA)、セールスによるユニット数はわずか4,000だった。アルバムからは、ケラーニとコラボレーションした先行シングル「モーニング」が、R&Bソング・チャートで15位まで上昇中。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、7月3日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『マイ・ターン』リル・ベイビー
2位『ラフ&ロウディ・ウェイズ』ボブ・ディラン
3位『アーティスト2.0』エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディ
4位『ブレイム・イット・オン・ベイビー』ダベイビー
5位『ハリウッズ・ブリーディング』ポスト・マローン
6位『クロマティカ』レディー・ガガ
7位『ダーク・レーン・デモ・テープス』ドレイク
8位『ザ・アルバム』テヤナ・テイラー
9位『エターナル・アテイク』リル・ウージー・ヴァート
10位『ザ・ゴート』ポロ・G


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