ファレル、地元バージニア・ビーチにBlack Lives Matterのペインティングを提案
ファレル、地元バージニア・ビーチにBlack Lives Matterのペインティングを提案

 ファレル・ウィリアムスが自身のソーシャル・メディアで賛同したことを受け、米バージニア州バージニア・ビーチが、オーシャン・フロントの遊歩道にBlack Lives Matter (ブラック・ライヴズ・マター/BLM、黒人の命は重要) とペイントすることを検討しているようだ。

 バージニア・ビーチ出身のファレルは、今週インスタグラムでこのトリビュートを提案し、どのように遊歩道へメッセージがペイントされるかを示す完成予定図を「VB、実現させよう」というキャプションと共に投稿した。この写真は、Oceanfront9のインスタグラム・アカウントが最初に投稿したものだと地元誌のVirginian-Pilot誌は報じている。

 先週、同じように黄色く巨大な文字でBLMとホワイト・ハウスに続くワシントン通りにも描かれた。米ワシントンD.C.市長のミュリエル・バウザーは、これは米ミネアポリス州の警官によるジョージ・フロイドの殺害に激しい憤りを感じているアメリカ人たちへの支援と連帯のメッセージを意図したものであると述べた。

 現地時間2020年6月11日午前の段階でファレルの投稿には13万6000件以上の「いいね!」がつき、バージニア・ビーチ市長のボビー・ダイアーは市のスタッフとペイントすることが可能かどうか話し合いをする予定であると述べた。

 ダイアー市長は「当然ながら、実現するには市の評議会の決定とコミュニティーの協力も必要でしょう」とVirginian-Pilot誌に語り、「私たちはアフリカ系アメリカ人の懸念に対処するためのいくつかの方法を検討するつもりです」と続けた。

 バージニア・ビーチの高校に通ったファレルは、数日間に及ぶミュージック・フェスティバル【Something in the Water】の開催や、観光広告キャンペーンのために新曲を書いたりと、これまでバージニア・ビーチでの様々な取り組みに関わっている。