ロクセットのヴォーカリスト、マリー・フレデリクソンが61歳で死去

2019/12/11 16:06

ロクセットのヴォーカリスト、マリー・フレデリクソンが61歳で死去
ロクセットのヴォーカリスト、マリー・フレデリクソンが61歳で死去


 2019年12月10日、ロクセットのマリー・フレデリクソンが、約17年間がんと闘った末に61歳で亡くなった。
 フレデリクソンとペール・ゲッスルは、1986年にポップ・グループ、ロクセットを結成。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位に輝いた1989年のはじけるような「The Look」をはじめ、「Listen To Your Heart」、「Joyride」(邦題「ふたりのときめき」)、そして後に人気映画『プリティ・ウーマン』でフィーチャーされた大ヒット・バラード「It Must Have Been Love」(邦題「愛のぬくもり」)の4曲が全米No.1を獲得した。
 声明には、「2002年、マリーは重度の脳腫瘍と診断され、積極的な治療を受けたことによる負担は大きかったものの、最終的には成功した」と記載されている。彼女はがんと診断されてから受けた治療の結果、片目の視力と聴力をほぼ失ってしまったと伝えられているが、2009年にはロクセットのカムバック・ツアーと称してステージに復帰した。
 ロクセットのマネージメント会社 Dimberg Jernberg Managementのチームは、「ロクセットの意外な復活は、数枚の新作アルバムとツアーを生み、叫び、笑い、そして涙する世界中のファンの前に二人を再び立たせる結果となった」と声明で綴り、「カムバックしてからの数年間、マリーは驚くほど勇ましく、ファンと繰り返しステージで会うためにツアーの厳しさを乗り越えていた。だが2016年頃に、とうとうマリーはツアーをやめて自身の健康に専念するよう医師団から忠告され、ショーは終わりを迎えてしまった」と説明している。
 スウェーデンのデュオであるロクセットは、「Listen To Your Heart」と「The Look」が収録された1988年の2ndアルバム『Look Sharp!』でブレイクしたが、米国で知られるようになったのは、米ミネアポリス出身の交換留学生がこのアルバムをスウェーデンで購入して持ち帰り、ローカルTOP40ラジオ局のDJに渡したことがきっかけだった。念願の米国でのレコード契約を獲得した彼らは、その後8作のアルバムをリリースし、最後のアルバムは2016年の『Good Karma』となった。

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