メタリカ、米カリフォルニア州の山火事被害に対する義援金約1,090万円を寄付
メタリカ、米カリフォルニア州の山火事被害に対する義援金約1,090万円を寄付

 ここ1か月の間、米カリフォルニア州北部と南部で山火事が拡大し、何千人もの住民が避難を余儀なくされているほか、予防が目的の計画停電により50万人に影響が出ている。

 こうしたなか、メタリカが10万ドル(約1,090万円)を、バンドが設立した非営利財団All Within My Hands Foundationを通じて寄付した。メタリカは2年連続で山火事被害に対する義援金を寄付しており、2018年も10万ドルを寄付したほか、2017年には山火事支援のチャリティー・ライブを開催している。

 バンドは声明で、「悲しいことに、3年連続で、私たちが故郷と呼んでいるカリフォルニア州全土で、山火事被害から来る悲劇を経験しています。All Within My Hands Foundationは、カリフォルニア州北部と南部で影響を受けている方々への復興支援として、5万ドル(約545万円)をSonoma County Resilience Fundへ、5万ドルをCalifornia Community Foundationが設立したWildfire Relief Fundへ、計10万ドルを寄付します」と発表している。

 この声明には、「両方とも長期的な復興に取り組む団体であり、住民がこれらの大火災による荒廃から再び立ち上がり、普通の生活へと戻る支援をしています。皆さんも私たちと共に、助けを必要としている人々、そしてカリフォルニア州を安全に保つためにたゆまぬ努力を続けている第一対応者たちを支援していただけますようお願い申し上げます」と綴られている。

 また、バンドはファンにボランティア活動を促し、自宅に避難者を受け入れるよう呼びかけているほか、金銭のほかに日持ちのする食糧、衣服、必需品などを寄付することを奨励している。