メタリカ、来年アメリカで5つの音楽フェスのヘッドライナーを務めることが発表
メタリカ、来年アメリカで5つの音楽フェスのヘッドライナーを務めることが発表

 現地時間2019年10月10日、イベント制作会社のダニー・ウィンマー・プレゼンツ(DWP)がプロデュースする5つのハード・ロック・フェスティバルへ、メタリカが来年ヘッドライナーとして出演することが発表された。

 メタリカが出演するのは、2020年5月1日~3日に米ノースカロライナ州で開催の【Epicenter】、5月8日~10日に米フロリダ州で開催の【Welcome to Rockville】、5月15日~17日に米オハイオ州で開催の【Sonic Temple Art & Music Festival】、9月18日~20日に米ケンタッキー州で開催の【Louder Than Life】、そして10月9日~11日に米カリフォルニア州で開催の【Aftershock】となっている。

 バンドは各フェスにて、初の試みとなる、2つの異なるヘッドライン・セットを披露する予定だ。なお、来年メタリカがアメリカ国内で出演するフェスは、この5つのみとなっている。

 アメリカにおける最大の独立系フェスティバル・プロデューサーであるDWPの代表ウィンマー氏は、「メタリカは単なるヘッドライナー・アクトではありません。メタリカがステージに上がることはイベントで、一つの体験となります。これは私たちが主催するフェスでも、打ち立てている基準であり、最初のバンドから最後のバンド、そしてその間に起こるすべての出来事に言えることです。世界で一番ビッグなバンドを、アメリカで最大のロック・フェスティバルに呼ぶことが待ちきれません」と声明で意気込みを語っており、「私たちが進むこの道を切り開いたのはメタリカです。この5つのフェスの出演者の中で、メタリカが理由で楽器を始めた、バンドを始めたのは、何組いるでしょうか?」と述べている。

 チケットの一般発日は、現地時間10月14日から特設サイトと各フェスの公式サイトにて行われる。DWPは、11月19日までに購入された各チケットの売上から25セントをメタリカのAll Within My Hands基金へ寄付することを明らかにしている。