【米ビルボード・アルバム・チャート】ヤング・サグ自身初の首位獲得、ライオネル・リッチー最新ライブ盤が初登場2位 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・アルバム・チャート】ヤング・サグ自身初の首位獲得、ライオネル・リッチー最新ライブ盤が初登場2位

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【米ビルボード・アルバム・チャート】ヤング・サグ自身初の首位獲得、ライオネル・リッチー最新ライブ盤が初登場2位

【米ビルボード・アルバム・チャート】ヤング・サグ自身初の首位獲得、ライオネル・リッチー最新ライブ盤が初登場2位


 ヤング・サグの新作『ソー・マッチ・ファン』がNo.1デビューを飾った、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 本作『ソー・マッチ・ファン』は、ヤング・サグにとって実質上のデビュー・アルバムになる。同チャート最高7位をマークした『スライム・シーズン3』(2016年)はじめ、これまでに10作以上のミックステープ、EP盤をリリースしているが、正式なスタジオ・アルバムは本作が初。

 これまでの最高位は、2017年に発表したフューチャーとのコラボ・ミックステープ『スーパー・スライミー』の2位だったが、その記録を上回る自己最高位更新にして、初の全米No.1獲得を果たした。なお、TOP10入りは自身のレーベル<YSL Records>名義で発表したコンピレーション・アルバム『スライム・ランゲージ』(最高8位)含め、通算6作目。シングルでは、フィーチャリング・アーティストとして参加したカミラ・カベロの「ハバナ」が首位を獲得している。

 『ソー・マッチ・ファン』の初動ユニットは131,000で、そのうちストリーミングによるユニット数が125,000、アルバムの実売はわずか5,000枚程度だった。週間1億6,790万視聴を記録し、ストリーミング・チャートでも同1位に初登場している。2019年の初週ストリーミング数としては、3億710万視聴を記録したアリアナ・グランデの『thank u, next』(2月23日付)、1億9,400万視聴を記録した、ビリー・アイリッシュの『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』(4月13日付)、1億7,640万回を記録した、ジュース・ワールドの『デス・レース・フォー・ラヴ』(3月23日付)に次ぐ4番目に高い記録。週間視聴回数としては、3月2日付チャートでアリアナ・グランデの『thank,u next』(2週目)が獲得した、1億6,860万回に次ぐ5番目の記録。

 本作からは、5月にリリースした先行シングル「ザ・ロンドンwith J.コール&トラヴィス・スコット」が、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で12位、R&B/ヒップホップ・チャート6位、ラップ・チャート5位を記録し、アルバムのプロモーションに繋げている。フィーチャリング・アーティストとして参加したタイトルを除く、リード曲としては自己最高位となる。

 続いて2位にデビューしたのは、大御所ライオネル・リッチーの『ハロー・フロム・ラスベガス』。本作は、 米ラスベガスのザッポス劇場で行われたコンサートの音源に加え、日本でも大ヒットした「ウィ・アー・ザ・ワールド」(1985年) 等も収録されたライブ・アルバム。アルバム・チャートでのランクインは、2012年に首位獲得を果たした10thアルバム『タスキーギ』以来約7年ぶり、TOP10入りは通算6作目の快挙。そのうち、ダイヤモンド・アルバムに認定された2ndアルバム『キャント・スロー・ダウン』(1983年)と、自身最大のヒット「セイ・ユー、セイ・ミー」含む3rdアルバム『ダンシング・オン・ザ・シーリング』(1986年)の2作が、1位を獲得している。

 『ハロー・フロム・ラスベガス』の初動ユニットは65,000で、ユニット数のほとんどがセールスによるものだった。売上が好調だったのは、コンサート・チケットの償還によるもの。ライブ盤の売上としては、2017年11月18日付チャートで初登場1位に輝いた、カントリー・シンガー=ケニー・チェズニーの『ライヴ・イン・ノー・シューズ・ネーション』(220,000ユニット)以来の好成績。同アルバムも、チケットとの連動が売上に大きく反映した。

 3位にデビューしたのは、ヒップホップ・トリオ=ミーゴス等が所属するレーベル<クオリティー・コントロール>によるコンピレーション・アルバム『クオリティー・コントロール:コントロール・ザ・ストリーツVol.2』。2017年12月に発表した第一弾の続編となるレーベル第二弾のコンピ盤で、前作の最高5位を上回る記録更新を果たした。週間ユニットは63,000で、そのうちストリーミングによるユニット数が61,000と、セールスによるポイントはほぼ皆無だが、その理由は配信のみでリリースされているため。アルバムには、そのミーゴスやリル・ベイビー、リル・ヨッティなど、レーベルに所属する人気アーティストらが参加している。

 前週の11位から10位に、再TOP10入りを果たしたのは、ショーン・メンデスの『ショーン・メンデス』。本作は、2018年5月にリリースされた3作目のスタジオ・アルバムだが、今週リ・エントリーを果たしたのは、大ヒット中のシングル「イフ・アイ・キャント・ハヴ・ユー」と、「セニョリータwithカミラ・カベロ」の2曲を含む、デラックス・エディションがリリースされたため。TOP10入りは、2018年6月23日付チャート以来、約1年ぶりとなる。デラックス版のリリース効果を受けて、「セニョリータ」が今週のソング・チャートで首位獲得を果たす可能性も高い。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、8月30日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ソー・マッチ・ファン』ヤング・サグ
2位『ハロー・フロム・ラスベガス』ライオネル・リッチー
3位『クオリティー・コントロール:コントロール・ザ・ストリーツVol.2』クオリティー・コントロール
4位『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
5位『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』エド・シーラン
6位『コズ・アイ・ラヴ・ユー』リゾ
7位『インディゴ』クリス・ブラウン
8位『ポート・オブ・マイアミII』リック・ロス
10位『ショーン・メンデス』ショーン・メンデス


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