斉藤和義、ツアーで披露した映画『アイネクライネナハトムジーク』の主題歌「小さな夜」配信スタート
斉藤和義、ツアーで披露した映画『アイネクライネナハトムジーク』の主題歌「小さな夜」配信スタート

 斉藤和義が、4月13日の石川・本多の森ホールを皮切りに、全国29公演で開催してきたライブツアー【斉藤和義 弾き語りツアー 2019 “Time in the Garage”】が、6月22日の沖縄・沖縄コンベンション劇場にてファイナル公演を迎えた。

 そしてツアー中にパフォーマンスし続けてきた新曲「小さな夜」の配信がスタートし、9月18日にオリジナル・サウンドトラックとしてリリースされることが発表された。

 新曲「小さな夜」は伊坂幸太郎の初にして唯一の恋愛小説集「アイネクライネナハトムジーク」の映画版主題歌だ。もともと、伊坂は、自身が会社勤めをしていた頃、斉藤の「幸福な朝食 退屈な夕食」を聞いて退職を決意し、執筆活動に専念することを決めたという。そんな2人の交流は斉藤が伊坂に“恋愛”をテーマに「出会い」にあたる楽曲の作詞を依頼したところからスタート。この依頼を受け、斉藤の大ファンである伊坂は、苦手な恋愛モノでも「作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説を執筆。これが本原作の第1章「アイネクライネ」となる。これを受けて斉藤は、伊坂の「アイネクライネ」の文章から楽曲「ベリー ベリー ストロング ~アイネクライネ~」を制作。それから10年以上の時を経て完成した「小さな夜」は「ベリー ベリー ストロング ~アイネクライネ~」から10年後の2人というテーマで書き下ろされた。さらにこの映画『アイネクライネナハトムジーク』の劇中音楽も斉藤が担当していることから、全28曲収録予定の映画『アイネクライネナハトムジーク』のオリジナルサウンドトラックも9月18日にリリースされることとなった。

 劇中の”斉藤さん”が歌う主題歌「小さな夜」を表題曲に、ボーナストラックには映画では使用されてない未公開劇伴曲と伊坂幸太郎との”絆”のスタートとなった人気曲「ベリー ベリー ストロング~アイネクライネ~」も収録。また、盟友・中村達也(Drums)、崩場将夫(キーボード)もレコーディングに参加している。

 「小さな夜」は9月18日のCDリリースに先駆け、主要ダウンロードサイトおよび主要ストリーミングにて配信がスタート。同時にCD予約もスタートし、オリジナル特典として「斉藤和義オリジナル生写真」が先着でプレゼントされることも決定。生写真は全部で6種類となり共通の不透明なアルミ袋に封入されているので、どんな写真が出るかは開けてからのお楽しみとなる。さらに、27都市29公演に渡ったライブツアー【斉藤和義 弾き語りツアー 2019 “Time in the Garage”】の 6月22日に沖縄コンベンション劇場で行われたツアーファイナル公演のセットリストをほぼ再現したプレイリストが主要音楽ストリーミングサービスで公開されている。

◎リリース情報
小さな夜 ~映画『アイネクライネナハトムジーク』オリジナルサウンドトラック~
VICL-65500
1,800円(tax out)