『アラジン』ジャスミン役で大注目 ナオミ・スコット「子供の頃から自分ならジャスミンを演じられると思っていた」
『アラジン』ジャスミン役で大注目 ナオミ・スコット「子供の頃から自分ならジャスミンを演じられると思っていた」

 映画史に残る珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだ名作が空前のスケールで実写映画化する『アラジン』でジャスミン役を演じるナオミ・スコットが、自らが演じたキャラクターについて語った。

 本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンと、自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いのロマンス、そしてランプの魔人のジーニーとその魔法のランプを巡る胸躍る冒険を描いた映画『アラジン』は、観るものを魅了するすべてが詰まった究極のエンターテイメント大作だ。

 アグラバー王国の王女であるジャスミンを演じるのは、オーディションで見事役を勝ち取ったナオミ・スコット。「子供の頃、特に好きだったディズニーのキャラクターはジャスミン。彼女は私に勇気をくれたキャラクターなの」とジャスミンは幼い頃から思い入れのあるキャラクターであったと語るナオミは「子供の頃から自分ならジャスミンを演じられると感じていた」とジャスミン役を予期していたようだ。幼少期から『アラジン』を観て育ったナオミは、ジャスミンと自分の共通点について「本作のジャスミンはアニメ版のように自分で誰と結婚するのか決めようとしてるだけじゃなく、その選択は国民の自由のための闘いでもあって、彼女は結婚だけじゃなくて国民のことも考えているの。私も10 代で結婚やら男性のことは考えたことが無かったのよ」とジャスミンとつながりを感じていたという。

 さらに「ジャスミン役の決定の知らせを受けたとき、私が特にこの役に強い興味があり、自分とのつながりを感じているのを両親も知っていたから、一番に喜んでくれたわ」とジャスミンとナオミに深いつながりがあることをナオミ自身だけでなく両親も感じていたことを明かしてくれた。

 しかし、そのジャスミン役のオーディションは簡単なものではなく、その過程は長いものであったという。ナオミは何本もの自身の演技や歌を入れたテープを作り、候補に上がっているほかのキャストと一緒に様々な組み合わせでアラジン役のオーディションも行った。長丁場であったオーディションに対してナオミは「オーディションは長かったけど、大変であればあるほど、ハードルが高ければ高いほど、役が決まった時の感激も大きかった。ジャスミンは俳優にとって夢のような役。関係者が描こうとしていたジャスミン像と私の像が一致していたのは興奮したわ。実のところオーディションは楽しかったの」と語った。幼い頃から自身がジャスミン役を演じられると感じ、ジャスミン役を予期していたナオミだからこそ、ハードルが高いオーディションでさえも楽しんで乗り越えられたようだ。ナオミ演じるジャスミンに今から期待が高まるばかりだ。映画『アラジン』は2019年6月7日より公開。

◎公開情報
『アラジン』
2019年6月7日(金)より、全国ロードショー
監督:ガイ・リッチー
音楽:アラン・メンケン
出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミスほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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