【深ヨミ】『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』他ヒプノシスマイクシリーズ過去7作の人気を探る

Billboard JAPAN

 11月26日付のBillboard JAPAN週間“Top Albums Sales”で、『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』が72,984枚を売り上げ首位を獲得した(集計期間2018年11月12日~2018年11月18日)。
グラフ画像

 ヒプノシスマイクシリーズは過去に4つのチーム<Buster Bros!!!><MAD TRIGGER CREW><麻天狼><Fling Posse>をそれぞれテーマにしたシングル形態であるDivision CD4作品と、バトル楽曲を含むアルバム形態であるBattle CD2作品をリリースしており、本作は前2作のBattle CDでの投票により勝利した<MAD TRIGGER CREW>と<麻天狼>によるFinal Battle CDとしてリリースされた。また、前作<Fling Posse vs 麻天狼>から4か月ぶりのリリースとなり、シリーズ初の週間セールスで1位を記録した。

 ここでは、これまでにリリースされたの全7作のヒプノシスマイクのCDセールスを、SoundScanJapanの販売データを使用し検証してみる。まず各作品の初週売り上げについては下記の通りである。また、表記を見やすくするためにDivision CDはタイトル名ではなくチーム名を記載している。

〇ヒプノシスマイクシリーズ発売初週販売数量(かっこ内は18年11月18日時点での累計販売枚数)
17年10月25日発売 <Buster Bros!!!> 927枚(28,784枚)
17年11月15日発売 <MAD TRIGGER CREW> 2,344枚(33,188枚)
17年12月06日発売 <麻天狼> 3,337枚(41,405枚)
17年12月27日発売 <Fling Posse> 4,422枚(33,344枚)
18年05月16日発売 『Buster Bros!!! vs MAD TRIGGER CREW』 13,315枚(70,268枚)
18年07月18日発売 『Fling Posse vs 麻天狼』 55,431枚(91,320枚)
18年11月14日発売 『MAD TRIGGER CREW vs 麻天狼』 72,984枚(72,984枚)

 最初のリリースである<Buster Bros!!!>のシングルでは初週927枚であったが、リリースを重ねる毎に注目を浴びるようになり、ここまで全作が常に前作を超える初週販売枚数を記録している。また、Division CDの4作品は初動と比較して累計が大きく伸びるロング・セールセールとなっているのも近年のシングル商品としては珍しい傾向である。各タイトルの週別の売り上げ数量をグラフ化したのが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/70080/2)である。

 グラフから読み取れる事は、2017年にリリースしたDivision CDの4作品は、18年4月までは、他の一般的なシングル作品のようにリリース後、徐々に販売枚数を減らしていく傾向だったが、最初のBattle CDである『Buster Bros!!! vs MAD TRIGGER CREW』のリリースを控えた18年5月より4作品とも販売枚数を伸ばし始め、『Buster Bros!!! vs MAD TRIGGER CREW』の発売翌週には4作品とも1,000枚以上の販売を記録している。また、その後Division CDの4作品は、それぞれが、ほぼ毎週500枚以上のセールスを記録するロング・セールとなっている。また、2枚目のBattle CDの『Fling Posse vs 麻天狼』の発売週(18年29週)には、『Fling Posse vs 麻天狼』自体がこれまでの過去作の販売枚数を超える55,431枚を記録するだけでなく、その時点での前作『Buster Bros!!! vs MAD TRIGGER CREW』も8,630枚の販売を記録した。4種のDivision CDも1,569~2,893枚と大きく販売枚数を伸ばしており、全6作品の販売合計枚数は72,345枚となった。また、最初にリリースされた『Buster Bros!!!』のDivision CDは、この週の1,569枚が1週間での最大販売枚数である。

 そして、Final Battle CDとして今作『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』がリリースされた2018年46週(2018年11月12日~2018年11月18日)、『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』は更に初週販売記録を伸ばす72,984枚を販売し、他の6作品も合計して10,268枚、全7作品合計すると83,252枚と、こちらも前回リリースを上回る結果となっている。

 また、全タイトルの累計販売枚数をグラフ化したのが図2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/70080/3)である。これを見ても『Buster Bros!!! vs MAD TRIGGER CREW』の発売前は全作合計で30,000枚以下だった販売枚数が、同作発売後から過去作を含めて爆発的に販売枚数を増やし同作発売4週間後(18年23週)には前作合計で70,000枚を突破、更に『Fling Posse vs 麻天狼』の発売で、こちらも発売4週間後(18年32週)に全作合計で220,000枚を突破している。そして、『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』が発売されたた2018年46週時点で、シリーズトータルでの販売枚数は371,293枚となっており、音楽CD市場において一大コンテンツとなっている。

 過去作の傾向からしても本作『MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼』がロング・セールになる可能性は十分にあり、また、今後の展開や、過去の伝説のチーム<The Dirty Dawg>の存在等、今後もヒプノシスマイクシリーズから目が離せなくなりそうだ。

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