エルトン・ジョンの伝記映画『Rocketman』の予告が公開 主役は『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン
エルトン・ジョンの伝記映画『Rocketman』の予告が公開 主役は『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン

 エルトン・ジョンの伝記ミュージカル映画『Rocketman(原題)』の予告編が2018年10月1日に公開された。主演のタロン・エガートン(『キングスマン:ゴールデンサークル』)扮する若き日のエルトンの派手な私生活や、トレードマークの大きなサングラスにきらびやかな70年代のステージ衣装でパフォーマンスを披露している様子などが描かれている。
トレイラー映像

 約1分の動画では、「ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)/Bennie and the Jets」に乗せ、スタジアムの大勢のファンから喝采を浴びるエルトンや、関係者たちが見守る中スタジオで演奏している姿、子どもの頃の彼が走ってゆく後ろ姿などが次々と流れ、後半は映画の題にもなっている「ロケット・マン」をステージで歌う彼が悩みを抱え、破滅的な暮らしを送っている様子が伺える。「ロックスターの人生には、そいつが何者かを決定づける瞬間がある」、「ワイルドな旅路になる」とエガートンのナレーションは語っている。

 “ミュージカル・ファンタジー”と銘打たれたこの作品は、エルトンが王立音楽アカデミーに通っていた頃から始まり、薬物中毒に苦しみながら世界的にブレイクするまでの道のりを描いており、予告の最後で演奏している彼と観客がふわりと宙に浮く描写からも、その名の通りファンタジックな作品になっていることが分かる。

 『Rocketman』は他にジェイミー・ベル、ジェマ・ジョーンズ、ブライス・ダラス・ハワードが出演しており、デクスター・フレッチャー(『イーグル・ジャンプ』)が監督を務めている。プロデューサーはエルトン・ジョンとパートナーのデヴィッド・ファーニッシュで、『キングスマン』のマシュー・ヴォーン監督もプロデュースに参加している。2019年5月31日に全米で公開される予定だ。

◎トレイラー映像
https://youtu.be/mpOGT3GTO84