【RSR2018】サニーデイ・サービス「亡くなって、さみしいよ。それだけ」、初期のナンバーを惜しみなく披露 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【RSR2018】サニーデイ・サービス「亡くなって、さみしいよ。それだけ」、初期のナンバーを惜しみなく披露

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【RSR2018】サニーデイ・サービス「亡くなって、さみしいよ。それだけ」、初期のナンバーを惜しみなく披露

【RSR2018】サニーデイ・サービス「亡くなって、さみしいよ。それだけ」、初期のナンバーを惜しみなく披露


 サニーデイ・サービスが、8月11日に【RISING SUN ROCK FESTIVAL】のBOHEMIAN GARDEN>に登場した。

 ライジングサンの記念すべき第1回のクロージングを務めたサニーデイ・サービス。彼らはその翌年12月に解散してしまったのだが、2008年7月に再結成を発表。ふたたび曽我部恵一、田中貴、丸山晴茂の3人がステージに揃った最初の場所も、ここ石狩平野であった。そんなライジングとはゆかり深い彼らが、小雨交じりの夕刻のボヘミアンガーデンに登場し、「I’m a boy」でライブをスタートさせた。続く「スローライダー」は、第1回にもプレイされたナンバーであり、リリースされたばかりの新曲であったのだが、それから20年の時を経て、当時よりも、幾分穏やかでたおやかなグルーヴで聴かせる。「今日を生きよう」を終え、曽我部が「あんまりこういうことはしないのだけど、今日にぴったりの曲があるので」と言い、予定していた楽曲を急遽変更して披露したのは、「雨の土曜日」。霧雨が降り続く空に響いていく切なく優しいメロディ。そのあとに演奏された「苺畑でつかまえて」は、7月に今年5月亡くなったことが知らされたドラマー丸山が参加した最後の曲のうちのひとつだ。

 「ありがとう」と、今この場に集まってくれたオーディエンスとライジングサンへの感謝を伝えたあとプレイされた「セツナ」は圧巻であった。ギターをかき鳴らし、時にマイクスタンドを掴みながら、いろんな想いを歌に乗せて声を放つ曽我部恵一。彼の熱量に呼応するかのように、メンバー全員が頭を振り乱し、演奏はどんどんエモーショナルに。相変わらず小雨は降り続き、少し肌寒くなってきてはいたが、ステージ上に渦巻いていくエネルギーによって、ボヘミアンガーデンは徐々に熱を帯びていったのだった。

 「亡くなって、さみしいよ。それだけ」という曽我部の言葉に続いて、「白い恋人」「愛と笑いの夜」「青春狂想曲」と初期のナンバーが続けざまにプレイされていく。そこから見えてくる、彼らにとってかけがえのない友人でありバンドメンバーであるドラマー丸山への惜別と、20年目のライジングへの愛情にグッとさせられる中、ラストナンバーの「サマーソルジャー」が始まった。曽我部のギターがイントロを鳴らした瞬間、オーディエンスの両手が上がり、メロディに合わせてゆらゆらと揺らめいていく。ライジングサンが迎えた初めての夜明けに鳴されていたこの曲で、サニーデイ・サービスの今年のライジングでのライブは幕を閉じたのだった。

 【RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO】は1990年からスタートし、今年で20回目。全ての入場券がソールドアウトとなり、計74,000人が入場した。なお、【RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO】は2019年8月16日、17日に開催される。


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