ハリー・スタイルズ、ファンがマディソン・スクエア・ガーデンをレインボーに染めようと計画
ハリー・スタイルズ、ファンがマディソン・スクエア・ガーデンをレインボーに染めようと計画

 熱いファン層を獲得しているワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ。彼のファンは、コンサート会場を観客がありのままの姿でいられる安心できる場所にしようというハリーの想いを称賛しており、ライブで披露されたリリース前の楽曲「Medicine」をバイセクシャル・アンセムだと確信しているようだ。そんなファンがマディソン・スクエア・ガーデンをレインボーに染めようと計画している。

 現地時間2018年6月21日と22日の2日間に渡りニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるハリーの公演で、来場する観客全員にLGBTQの愛を感じてほしいと数人のファンが思い立ち、会場をレインボーに染める計画を立てた。ツイッターの「Harry Styles MSG Rainbow Project(@msg_rainbow)」というアカウントからは、マディソン・スクエア・ガーデンの座席表をLGBTQプライドのレインボーフラッグ・カラーと一致するようにセクションごとに色別で分けられた画像がツイートされた。

 会場で各色の紙が配られるようだが配布数に限りがあるため、ファンそれぞれが自分の座席の色の紙または付箋を持ってくるよう伝えられた。6月21日の公演では、ハリーが「スウィート・クリーチャー」を歌い始めたときに、その紙を携帯のライトに当て、会場全体がレインボーの色に染まるようにとファンへ呼びかけている。6月22日の公演では、「イフ・アイ・クド・フライ」の演奏中にこの計画を実施するようだ。

 ハリー・スタイルズのコンサートで行われるこの計画は、今回が初めてではない。2018年4月にロンドンのO2アリーナで行われた公演で、「スウィート・クリーチャー」演奏中にファンがこのレインボーフラッグ計画を実施し、会場全体がレインボーカラーに染まった。

 <レインボー・ロンドン・プロジェクト>のオーガナイザーの一人、Luna Riedeは『Teen Vogue』のインタビューで、このトリビュートをなぜ「スウィート・クリーチャー」演奏中に実施することに決めたのかという理由について、「この曲でハリーは、一緒にいて心が休まる人物について歌っています。私たちにとってその人物というのはハリーなんです。」と語った。

◎ロンドン、O2アリーナでの様子
https://twitter.com/RainbowHProject/status/992165044724076545

◎マディソン・スクエア・ガーデン、レインボー・プロジェクト詳細についての投稿
https://twitter.com/msg_rainbow/status/1001280462034124801