『グレイテスト・ショーマン』ザックとゼンデイヤが恋に落ちるデュエットシーン公開
『グレイテスト・ショーマン』ザックとゼンデイヤが恋に落ちるデュエットシーン公開

 『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロンとゼンデイヤが歌って宙を舞うロマンティックなデュエットシーンの本編映像が公開された。
映画『グレイテスト・ショーマン』画像(全3枚)

 本作の主人公P.T.バーナムは、19世紀半ばのアメリカで、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供した伝説の興行師として知られ、ヒュー・ジャックマンが演じている。ザック・エフロンは、上流階級の生活を捨ててバーナムの弟子となり、ゼンデイヤ演じるピンク色の髪をした空中ブランコ乗りのアンに夢中になるフィリップを演じている。ゼンデイヤは、アメリカの異人種の恋人たちが直面してきた障害を描いたストーリーについて「アンとフィリップが、それぞれの皮膚の色のせいで、自分たちが望む形で愛し合えないのは痛ましいことよ」と言及する。しかし、「彼らにできるのは視線を交わすことだけだった。愛は自分でコントロールできるものではないの」とロマンティックな展開をほのめかす。

 アンを演じるため、ゼンデイヤは上半身と体幹を鍛え、恐怖をおさえる方法を学んだ。空中ブランコのプロたちとの何か月ものトレーニングが実を結んだのが、ザックとのデュエット「リライト・ザ・スターズ」のシーンだ。ザックは「これは典型的な振付ではなく、かなり突飛な曲芸をやる。ゼンデイヤは空中ブランコがとても上手になっていたから、2人で空中のスタントをやり、ハーネスも使わずに空中ブランコに乗った。美しくユニークなシーンになったし、ある意味、シルク・ドゥ・ソレイユとシェイクスピアの組み合わせのようだと思っているよ」と自負する。さらに「ミュージカルナンバーの中で恋に落ちるのは、僕が何よりも大好きなことの一つだ」と述懐している。

 この曲について本作の劇中音楽を手掛けたベンジ・パセックは、「これはフィリップが上流階級のルールを捨て去り、アンを追い求めようと決心した瞬間だ。彼は彼女に、“自分にはもうルールは存在しないから僕と一緒に夢を見てくれないか”と言う」と説明。2人の恋の行方が気になる映画『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日より公開される。

◎「リライト・ザ・スターズ」本編映像
https://youtu.be/fOp71HJ-lCY

◎公開情報
『グレイテスト・ショーマン』
2018年2月16日(金)より、全国ロードショー
監督:マイケル・グレイシー
出演:ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロンほか
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation