アデル、『25』が米ビルボードALチャートに100週連続ランクイン
アデル、『25』が米ビルボードALチャートに100週連続ランクイン

 2017年11月4日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で、アデルの『25』が103位をマークし、同チャートに100週連続ランクインしたことが明らかになった。

 Billboard 200は、週ごとに“トラディショナル・アルバム・セールス(TEA)”という従来の形態で販売されたアルバム数と、“トラック・イクィヴァレント・アルバム(TEA)”というトラックごとのダウンロード数をアルバム数に換算した数字と、“ストリーミング・イクィヴァレント・アルバム(SEA)”というストリーミング再生数をアルバム数に換算した数字を合算した総合アルバム・ランキング。

 初登場から10週にわたり1位をキープした『25』は、前週106位から103位へと上昇し、今週7,000ユニットをマークした。『25』は、全米で計1088万ユニットを記録しており、その内940万枚が“トラディショナル・アルバム・セールス(TEA)”となっている。また、24週にわたり首位をマークし、計1496万ユニット(その内TEAは1187万枚)を突破したアデルの前作『21』も、いまだにチャートインし続けている。先週174位から184位へとランクダウンしているものの、348週目のエントリーとなり、今年4月にはキャロル・キングの『つづれおり』の記録を破り、女性アーティストによる最長チャートイン作品となった。

 1991年に、ニールセン・ミュージックがアルバム・セールスの集計を始めて以降、アデルの『21』は歴代9位、『25』は歴代25位にランクイン。300万枚以上売り上げたデビュー作『19』を含む3枚のスタジオ・アルバムと2枚のiTunes限定EPで、およそ2440万枚のトータル・セールスを全米でマークしている。