蔦谷好位置、自身が担当した映画『SING/シング』のサントラについて語る
蔦谷好位置、自身が担当した映画『SING/シング』のサントラについて語る

 現在公開中の映画『SING/シング』の日本語吹替え版音楽プロデューサーを務めた蔦谷好位置が、吹替え版の音楽に込めた思いや苦労、さらにレコーディング秘話などを語ったスペシャル・インタビュー動画がYouTubeで公開された。

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 オリジナル版では、スカーレット・ヨハンソンがロック少女という意外性のあるキャラクターを演じたことに触れ、日本語の吹き替え版で“意外だった”と感じるキャストを問われると、蔦谷は長澤まさみの名前を挙げた。長澤の歌っているシーンは何度か目にしていたものの「ここまで! こんなに歌が凄いんだ!」と感じたと話している。

 また、同映画で吹替えが作成されたのは全世界で日本のみとなっており、キャストとともに歌唱シーンを作り上げていく際の苦労なども明かされた。最後に蔦谷は、作品を振り返り「“こんな一流の人たちが日本にたくさんいるんだ”と知ることができました。自分の視野が大きく広がりました。あと本国から送られてくるオケだったり、オケのデータだったりを聴いた時に、もの凄く丁寧に作られていて、やはりハリウッドの映画のクオリティや熱意というのを“本当に凄いな”と感じました」と語っている。

 なお、映画『SING/シング』のオリジナル・サウンドトラックは現在発売中。


◎蔦谷好位置インタビュー動画:https://youtu.be/EDRdla4Z_vI

◎リリース情報
『シング - オリジナル・サウンドトラック』
<国内盤>
UICU-1284 2,500円(tax out)