『プラダを着た悪魔』のミュージカル版、音楽担当はエルトン・ジョン
『プラダを着た悪魔』のミュージカル版、音楽担当はエルトン・ジョン

 大ヒット映画『プラダを着た悪魔』のブロードウェイ・ミュージカル版の作曲と脚本を、【ロックの殿堂】入りも果たしているエルトン・ジョンとアメリカの有名劇作家ポール・ラドニックが担当することが発表された。

 「“プラダを着た悪魔”を舞台化するにあたり、登場人物たちと同じくらい独特なアーティストを見つけなければならないと分かっていました。音楽や出版からドラマファッションまで、ありとあらゆる分野の作品を発表しているアーティストが必要でした。そしてたった2つの名前、エルトン・ジョンとポール・ラドニックしか思い浮かびませんでした。ただそれだけです!」とプロデューサーのケヴィン・マッカラムとフォックス・ステージ・プロダクションズのボブ・コーエンが連名で声明を出した。

 ローレン・ワイズバーガーによるニューヨーク・タイムズ・ベストセラー小説が原作の映画『プラダを着た悪魔』は、アン・ハサウェイ演じる大学を卒業したばかりでジャーナリスト志望のアンドレアが、メリル・ストリープ演じる有名ファッション誌の鬼編集長のもと、ファッション業界の因習や上司の仕打ちに疑問を感じつつも耐えて成長する物語だ。

 エルトン・ジョンは、「“プラダを着た悪魔”をミュージカル化するために想像し直すのはとてもエキサイティングだ。私は小説と映画両方の大ファンだし、ファッション界の熱烈なファンでもある。このポップ・カルチャーの塊を自分なりのミュージカルに仕立て上げるのが今から楽しみだ」とコメントしている。