【ビルボード年間クラシック】1位は『0歳からの育脳クラシック』、小澤征爾オペラ録音部門グラミー受賞作品が第3位
【ビルボード年間クラシック】1位は『0歳からの育脳クラシック』、小澤征爾オペラ録音部門グラミー受賞作品が第3位

 2016年のクラシックチャートは、右脳開発トレーナーの児玉光雄監修のコンピレーションアルバム『0歳からの育脳クラシック』が年間チャートを制した。2006年12月リリース以降ウェブ販売を始め、ベビー用品店舗等で着実に販売を続け、2015年の年間チャート2位から、今年は首位に躍り出た。

 第2位には清塚信也『あなたのためのサウンドトラック』がチャートイン。2015年の年間チャート3位から順調にセールスをのばした。3位には小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラによる『ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》』がチャートイン。初のグラミー賞受賞の快挙となり、一時品切れになるほどの注目を浴びた。 

 その他、11月23日にリリースされたばかりの反田恭平の『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番』がチャートイン数1回にも関わらず年間チャート17位に顔を見せた。1月行われたサントリーホールでの圧巻のデビューコンサート以来、『情熱大陸』に登場、そして3夜連続でのコンサート開催など目覚ましい活躍を見せる反田の、勢いを感じさせるチャートインとなった。

◎【Billboard JAPAN Top Classical Albums of the year 2016】トップ10
1位「0歳からの育脳クラシック」
2位「あなたのためのサウンドトラック」清塚信也
3位「ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》」小澤征爾
4位「BEST OF THE THREE VIOLINISTS」葉加瀬太郎,高嶋ちさ子,古澤巌
5位「f エフ」サラ・オレイン
6位「THE BEST」辻井伸行
7位「ラプソディー・ジャパン」村治佳織
8位「サンダーバード音楽集~オリジナル・スコアによる」広上淳一,東京ガーデン・オーケストラ
9位「月の光」冨田勲
10位「ANIME CLASSIC」石川綾子