藤井フミヤ“大人ロック”で渋谷魅了! インディーズ活動開始発表も「これからは発売枚数など契約に縛られない」
藤井フミヤ“大人ロック”で渋谷魅了! インディーズ活動開始発表も「これからは発売枚数など契約に縛られない」

 4年振りとなるオリジナルフルアルバム『大人ロック』を発表した藤井フミヤが、7月13日 今作のリリース記念ライブを渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催した。

藤井フミヤ『大人ロック』発売記念ライブ写真一覧

 入場券をゲットした幸運なファンで埋め尽くされた会場。そこへ黒いTシャツにジャケットにダメージパンツという、正に“大人ロック”なファッションに身を包んだ藤井フミヤが現れると、割れんばかりの歓声が広がった。ライブはギター、ベース、ドラム、キーボードというシンプルなバンド編成で、アルバム1曲目に収録されている「この空の真下で」からスタート。立て続けにリード曲である「GIRIGIRIナイト」を披露すると、集まったファンは既に公開中のミュージックビデオで振り付けをマスターしており、フミヤと一緒に盛り上がるシーンも。

 続く3曲目「愛しいゴースト」までアルバム収録順にパフォーマンスし、この日初めてとなるMCでは「こんにちは、大人6×9=54の藤井フミヤです。このフレーズは神田正輝さんから頂きました。」という挨拶で会場を沸かせた。

 バラードパートの「消えないキャンドル」「命の名前」をしっとりと聴かせた後は、「これからは発売枚数など契約に縛られないので、2か月後に新しいアルバムを発売するかもしれません。まずはこのツアーリハの音源をしれっと白盤で出しちゃおうかな。笑 新しく出来た楽曲もすぐ配信とか出来ちゃう、6×9=54インディーズの藤井フミヤです。」と、このアルバムよりインディーズでの活動をスタートすることを発表した。

 続いて松本孝弘氏(B'z)作曲の「エデンの起源」、どことなく昭和歌謡ロックを彷彿とさせる「どってでもいいよ」を歌い上げ、最後の曲「友よ」で藤井フミヤ史上初となるスマホでの撮影OKライブを実施。撮影に集中するファンに「画面ばっかり見て全然俺に集中してないな!」と苦笑するも、「SNSに上げるのはいい男のやつでよろしく。待ち受けにするとご利益があるかもよ」と会場を和ませた。

 演奏後は「良かったらツアーにも来て下さい。また一緒に遊ぼうぜ! じゃあな!」という言葉と共に、名残惜しそうな歓声に包まれながらステージを終了した。

 同ライブはDAY TIME、NIGHT TIMEの2回開催され、計2,600名のファンが藤井フミヤの大人ロックな世界に酔いしれた。また、LINE LIVEでは7月限定でNIGHT TIMEのライブ模様を視聴することが出来る。