アデルもケシャを支持表明、注目すべきは所属会社と裁判の関係
アデルもケシャを支持表明、注目すべきは所属会社と裁判の関係

 アデルがイギリス音楽の祭典【ブリット・アワード】で最優秀女性ソロアーティスト賞のトロフィーを手にしたことは驚くまでもないが、注目されるのはその受賞スピーチだろう。アデルは感謝を表した最後に、「この場を借りてケシャへの支持を公に表明します」と発表したのだ。

 アデルが所属するコロムビア・レコードは、ソニー傘下の企業であることに触れておく必要がある。ケシャが契約解除を求めて裁判を起こしている相手がまさにソニーなのだ。ケシャは性的暴行を受けたと主張する元プロデューサーのドクター・ルークおよび同社とのレコード契約に縛られている。

 なお、ケシャ本人は2月24日、フェイスブック上に公式ステートメントを投稿し、「自身のキャリアが危機にさらされることを承知のうえ、私を支持してくれるエンターテイナーたちに一生感謝します」と綴っている。