ジェイ・Zのヒット曲をめぐる著作権裁判が始まる
ジェイ・Zのヒット曲をめぐる著作権裁判が始まる

 ジェイ・Zのヒット曲「ビッグ・ピンプ(Big Pimpin')」をめぐる著作権侵害裁判がロサンゼルスで始まっている。同ラップスターと音楽プロデューサーのティンバランドは、1999年のヒット曲「ビッグ・ピンプ」の制作に関し、エジプト人作曲家の権利を侵害したとして告訴されているのだ。

 エジプト人作曲家Baligh Hamdiによる1957年のヒット曲「Khosara Khosara」の権利を侵害しているとして、同作曲家の相続人の弁護士がジェイ・Z(本名ショーン・カーター)とティンバランド(本名ティモシー・モズレー)を告訴。ジェイ・Zがこれに応じている。

 ティンバランドとジェイ・Zの弁護団いわく、2人は「Khosara Khosara」の権利を獲得しており、Hamdiの相続人に繰り返し使用料が支払われているという。また、ティンバランドの弁護士は10月13日、「ビッグ・ピンプ」には著作権保護のできない多くの要素が入っていると陪審員たちに説明している。