ビーバー、テイラー、カーリー TOP3変動なしの洋楽チャート、ベスト盤リリースでマルーン5が急上昇
ビーバー、テイラー、カーリー TOP3変動なしの洋楽チャート、ベスト盤リリースでマルーン5が急上昇

 先週に引き続き、ジャスティン・ビーバーの「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」が首位となった、今週の洋楽チャート“Hot Overseas”。

 エアプレイ・チャートでTOP5圏内をキープし続け、洋楽チャートでは2週目の1位となったジャスティン・ビーバーの「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」。デジタル・セールスやYouTubeの再生回数では、2位のテイラー・スウィフトに及ばないものの、スコットランド出身のインディー・ポップ・バンド、チャーチズがこの曲をカヴァーし、ジャスティン自身が称賛をツイートするなど、連日メディアを賑わし続けるジャスティンはツイート・ポイントではテイラーを上回っており、今回のカムバックの国内外の注目度が伺える。

 9月25日にキャリア初のオール・タイム・ベストアルバム『シングルス』をリリースしたマルーン5。発売前日に渋谷109前で発売記念イベントが開催されるなど、大がかりなプロモーション展開が功を奏して、アルバム・チャートで初登場5位を記録し、彼らの日本での人気の高さを証明した。洋楽チャートでは「シュガー」が先週17位から5位へ急上昇、他にも10位「サンデイ・モーニング」、19位「ペイフォンfeat.ウィズ・カリファ」と3曲がTOP20入りする結果となった。

 ワン・ダイレクションの「ドラッグ・ミー・ダウン」は、前日【Apple MusicFestival】で披露されたことが話題となって今週7位に上昇。因みに、この曲が収録されたニュー・アルバム『メイド・イン・ザ・A.M.』と今週1位のジャスティン・ビーバーの新作は11月13日の同日に全世界リリースされることもあり、どちらが各国のチャートを制するのかが早くも注目されている。

 今週TOP20圏内唯一初登場となったのは、ドイツの男女2MCユニット、フォロー・ユア・インスティンクトの「ビガー・ベター・ファスター feat.バスタ・ライムス & クリス・リチャードソン」。デビュー・アルバム『アニマル・キングダム』のリリースに伴い、エアプレイ・チャートで19位に初登場したことで、洋楽では20位にランクイン。アルバムには、スヌープ・ドッグ、アレクサンドラ・スタン、ショーン・キングストンらの豪華ゲストも参加しており、メンバーのライオネズはアメリカの人気音楽チャンネルVH1のコンテスト番組『Miss Rap Supreme』に出演、その圧倒的スキルでコンテストを勝ち抜いた実力派でもある。