SuGフェス冬の陣「格好良いオタク」集結で大暴れ&トークイベントで発表
SuGフェス冬の陣「格好良いオタク」集結で大暴れ&トークイベントで発表

 最新シングル『CRY OUT』をリリースしたばかりの音楽シーンの異端児 SuG。11月21日に0.8秒と衝撃。、バンドじゃないもん!、jealkbとの異種対バンイベント【SuGフェス -2014冬-】を開催し、23日にリリース記念トークイベントを敢行した。

SuGフェス ライブ写真一覧

<0.8秒と衝撃。気付くと一緒になってヨサコイを踊り出すSuGファン>

 まずSHIBUYA CLUB QUATTROで開催された【SuGフェス -2014冬-】。トップバッターの0.8秒と衝撃。が登場するなり、星形タンバリン片手に叫ぶメガネ男子 塔山忠臣と、紫ショートヘアを揺らしながら叫ぶエキセントリック女子 J.M.らが織り成す、そのプログレッシブとも言えるダンスロックに未知との遭遇感全開だったSuGファンが、ふと気付くと一緒になってヨサコイを踊り出したりと、早々にSuGフェスの醍醐味とも言える光景が広がる。それに興奮したのか、J.M.は塔山に制されるまで「おっぱい!」と叫び続けていた。

<バンドじゃないもん!やjealkbも大はしゃぎ yuji「学校行け!」>

 続くバンドじゃないもん!も「バンドもアイドルも関係ない! カオスな人たちがごった煮!」と、ミラーボールの下でくるくるオーディエンスを回らせたりと、今回のSuGフェスアイドル枠に相応しいアクトを展開。jealkbは「8年間ヒット曲を出せてないので「ヒット曲」という曲を作りました」と、GLAYや長渕さん、小澤征爾と名付けた振り付けを織り混ぜながら、会場をマイペースにひとつにする。最後は、日本中のひきこもり達へ「学校行け!」「行け!行け!」のシンガロング。これに影響を受けたSuGのyuji(g)は自身のアクトでも「学校行け!」と叫び続けていた。

<SuGに振り回されてくれる最高のファンへ>

 そんなこの日もハイテンションだったSuGの大トリアクトは、短髪の武瑠(vo)はじめパンク仕様のビジュアルで登場し、渋谷CLUB QUATTRO規模で「CRY OUT」「☆ギミギミ☆」等キラーチューン連発。さらには「格好良いオタク」と称された全出演者のファンを「Rolling」でぐっちゃぐちゃにし、バンドじゃないもん!も関係者エリアで大はしゃぎしていた。そして「新生SuGでした!」と本編を終えたSuGだが、アンコールでは“いろんなことに挑戦してるからついてくるのが大変だと思う。でもここにいるみんなはそんなSuGに振り回されてくれる最高のファン”と敬意をはらい、「最高にドキドキしてる奴声あげろ!」と叫んだ際の武瑠の笑顔は、今後も懲りずにめちゃくちゃやっていく可能性を大いに匂わせた。

<【VersuS ?極悪SuG vs 極彩SuG】DVD&Blu-ray 来年1/28リリース>

 また、マルイシティ渋谷1F店頭プラザ特設ステージにて開催したトークイベントでは、新曲「CRY OUT」に込めた想いや制作秘話等をSuGメンバー全員でトーク。10月4日と5日 舞浜アンフィシアターにて行われたコンセプトライブ【VersuS ?極悪SuG vs 極彩SuG】のDVD&Blu-rayを来年1月28日にリリースすることも発表した。両日それぞれの歓声を音量測定し、DB(デシベル)数の大きい公演が映像化の権利を獲得という形式の対決企画を行い、勝利した初日【極悪SuG】が一般流通盤として発売される。

取材&テキスト:平賀哲雄