“ぽちゃカワ”メーガン・トレイナー、7週連続全米No.1でイギー・アゼリアに並ぶ
“ぽちゃカワ”メーガン・トレイナー、7週連続全米No.1でイギー・アゼリアに並ぶ

 イギー・アゼリアと並ぶ7週目のNo.1獲得! メーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・ベース」が記録更新中の11月1日付HOT100チャート。

 いよいよ今週こそは首位交代かと思いきや、強豪の勢いをおさえ首位を独走し続けるメーガン。デビュー曲ということもあり、彼女のネームバリューでヒットしたというよりは、人気が拡散していったということで、ポイントも並行して安定したまま上昇し続けたのかと思われる。

 しかしながら、次週こそはウカウカできない。テイラー・スウィフトの新作『1989』がいよいよ27日にリリースされることで、メーガンにおさえられ7週間2位に停滞していた「シェイク・イット・オフ」が首位略奪となるのではと、予想。その予兆が今週のチャートでもあらわれている。アルバムのプロモーション・シングルとしてリリースされた、「アウト・オブ・ザ・ウッズ」が、14日に解禁されるやいなや、18位にデビューし、アルバムへの期待の高さがうかがえた。この曲は、以前交際をしていたワン・ダイレクションのハリーとの恋愛についてを歌った曲で、話題性もバツグン。2ndシングルとして正式にリリースされれば、アルバムから2曲目のNo.1獲得も期待できそう。

 テイラーVSメーガンをはじめ、女の戦いは今週も引き続きデッド・ヒートをむかえる。先週3位をキープした、イギー・アゼリアの「ブラック・ウィドウ」を蹴落として、再びTOP3入りを果たしたのが、ジェシー・J、アリアナ、ニッキーのトリオソング「バン・バン」。今週のアルバムチャートで10位にデビューを果たした、ジェシー・Jの新作『スウィート・トーカー』のプロモーション効果が、この先行シングル「バン・バン」にも反映。現時点で、ジェシーにとっての自身最大のヒットソングとなった。

 また、5位にダウンしたもトーヴェ・ローの「ステイ・ハイ」はポイントをキープし、TOP5に停滞。メーガン同様に、彼女も実質上はこの曲がデビュー曲にあたるので、これから人気共に売上げも伸ばす可能性を秘めていることから、次週も上位で繰り広げられる女の戦いは火花を散らしそうだ。

 一方、TOP5以下6位から10位はすべて男性陣が独占という例にないチャートアクションに。6位のジェレマイも予想以上のロングヒットを記録しているが、再び8位に上昇したサム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー」は、なんと今週で20週連続のTOP10入りを果たすという偉業を成し遂げた。これで年間チャートでのTOP10入りも間違いなさそう。また、10位のエド・シーラン「ドント」は、シングルチャート初のTOP10入り。No.1デビューを果たした2ndアルバム『x(マルティプライ)』からの2ndシングルで、本国UKをはじめとする主要5か国でTOP10入り、すでにプラチナレコードに認定されるヒットを、全世界で記録している。