ワールドカップ公式アンセム、批判を集めるピットブルの曲をしのぐ(!?)MV公開
ワールドカップ公式アンセム、批判を集めるピットブルの曲をしのぐ(!?)MV公開

 サンタナ、ワイクリフ、アヴィーチー、アレシャンドレ・ピリスによる【2014 FIFA ワールドカップ公式アンセム】に選ばれ、閉会式で演奏される予定の「ウィー・ウィル・ファインド・ア・ウェイ(Dar Um Jeito)」の新しいミュージック・ビデオ(Dar um Jeito (We Will Find a Way) [The Official 2014 FIFA World Cup Anthem])が公開された。同ビデオは、先月、厳しく非難されたピットブルとジェニファー・ロペスによる開会式でのパフォーマンスをしのぐものだろう。

 7月13日にリオのマラカナ・スタジオで行われる閉会式に先がけ、1日に公開された同ビデオでは、可愛らしいブラジルの子ども達や競技場の選手達も登場する。

 多くの【ワールドカップ】関連スポットのように、ここでも非常にエネルギッシュなパフォーマンスと共に、サッカーボールを持てないほど貧しい子ども達がスラム街でのサッカー試合で勝利するといった、ブラジルの感動的なストーリーを組み込んでいる。

 一方、サンタナはブラジルの打楽器奏者達をバックに従え、ダンスクラブで飛び跳ねる観客を前にその伝説的なギタープレイを披露している。また、ピットブルの曲へ寄せられる“ブラジルっぽさが足りない”との批判をかわすべく、ブラジル人シンガーのピリスを際立つようにフィーチャーしているのも賢い選択だ。

 同ビデオの自然な楽しい雰囲気をみると、サンタナ、ワイクリフ、ピリスが参加を表明(アヴィーチーは参加リストに入っていない)している7月13日の閉会式でのパフォーマンスにも期待が高まる。監督は、アリシア・キーズ、ウィーザー、ケリー・クラークソンなど、多くのビデオを手掛けるジャスティン・フランシスが務めている。