ピットブル 名称使用を巡り、酒会社を訴える
ピットブル 名称使用を巡り、酒会社を訴える

 米ゴシップサイト TMZが、“Pit Bull”と銘打ったウォッカのレシピを宣伝している酒会社 E.&J.ワイナリー&ニューアムステルダム・スピリッツを、ラッパーのピットブルが訴える意向と伝えている。

 2000年より自身の名前を商標登録しているピットブルは、同社が2パートのニューアムステルダム・ウォッカに1/2パートのライム・ジュースと1/2パートのグレープフルーツ・ジュース、そしてレモン/ライムのソーダで作れるという酒を売るために、商標を使用していると主張。また、彼はヴォリ ウォッカという競合の酒ブランドを宣伝しており、『ロサンゼルス・タイムズ』紙に対して「ヴォリは、自分が本当に信じられるブランドのオーナーになるという素晴らしい機会を与えてくれた。だからヴォリとやろうと思ったんだ」と語っている。

 ピットブルは、“Pit Bull”という名前を撤回することに加え、E.&J.ワイナリー&ニューアムステルダム・スピリッツに賠償金を求めているという。