ピットブル&ケシャの最強お祭りタッグが3週連続全米No.1獲得
ピットブル&ケシャの最強お祭りタッグが3週連続全米No.1獲得

 ピットブル&ケシャによるコラボ曲「ティンバー」が首位独走中の2月1日HOT100チャート。同曲は特にデジタルセールスが好調で、ワールドセールスでは300万ダウンロードを突破、米国だけでも200万ダウンロードを記録している。

 「ティンバー」の連続首位を阻む存在として、先週2位まで上昇したワンリパブリックの「カウンティング・スターズ」が、その座を狙う有力候補に挙がっていたが、今週ポイントを落とし3位にダウン。これに代わってケイティ・ペリーの「ダーク・ホース」が先週の4位から2位までアップし、次週の首位は確実かと予想される。26日にはグラミー賞でのパフォーマンスを行うケイティ。それに加えて、「ダーク・ホース」のプロモーションビデオの公開もまだ行われてないということもあり、グラミー効果+ビデオの公開もあれば、首位はもちろんロングヒットも期待できそうだ。

 TOP3には到達してないものの、4位のクリスティーナ・アギレラとア・グレート・ビッグ・ワールドによる「セイ・サムシング」は「ティンバー」と同等のセールスを記録。5位にダウンするもR&Bチャートでは10週を超えるNo.1を死守しているリアーナとエミネムの「ザ・モンスター」。2000年代以降の女王がチャートの上位を独占しているということと、コラボレーションによる楽曲(フューチャリング・アーティスト)が、ヒットしている傾向がある。

 その女王争い参戦したのが、昨年デビュー曲「ロイヤルズ」で9週のNo.1をマークした、ロード。アルバムチャートでは、今週7位にランクインしている『ピュア・ヒロイン』から、「チーム」が8位に到達、自身2曲目のTOP10入りを果たした。その「ロイヤルズ」も7位に停滞中で、2曲同時、連続のランクインを果たした。

 もう1曲、今週は10位に初のTOP10入りを果たしたアーティストがいる。ロンドン出身のロック・バンド、バスティルの「ポンペイ」だ。昨年リリースされたデビュー・アルバム『バッド・ブラッド』が本国UKでNo.1を獲得、アメリカでも今週この「ポンペイ」のヒットを受けて12位まで再浮上している。今年のブリット賞では、最優秀ブリティッシュ・グループ、最優秀ブリティッシュ・シングル、最優秀ブリティッシュ・ブレイクスルー・アーティスト、最優秀ブリティッシュ・アルバムの最多4部門にノミネートされている今年ブレイク必須のアーティストだ。

 初登場一番人気曲は、28位にデビューしたシャキーラの新作からの先行シングル「キャント・リメンバー・トゥ・フォーゲット・ユー」。リアーナとデュエットしたこの曲が、次週以降どこまで伸びるかも注目。