ふたりの男性を撮り続ける——provoke第3弾・伊澤絵里奈写真展「そんな気がした」 〈アサヒカメラ〉|AERA dot. (アエラドット)

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ふたりの男性を撮り続ける——provoke第3弾・伊澤絵里奈写真展「そんな気がした」

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(C)Erina Izawa

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 美術や写真を専門とするライター・山内宏泰が企画する写真展シリーズ「provoke」の第3弾が、東京・三宿にあるカフェSUNDAY内のギャラリースペースにて開催されている。

 山内が立ち上げた「provoke」は、作品発表の場を求める若手写真家に焦点を当てた写真展シリーズだ。この“provoke”という言葉、写真好きならば、中平卓馬や森山大道が参加していた歴史的な雑誌を思い浮かべるだろう。しかしここでは、英単語本来の意味「挑発する」から、観る人の気持ちを挑発し、大いに刺激を与えたいという想いを込めて名付けられている。

 今回の展示は、その第3弾となる伊澤絵里奈の写真展「そんな気がした」。伊澤は大学在学中から作品制作を始め、2014年には第9回の写真「1_WALL」展ファイナリストに選ばれた新進の写真家だ。
展示は、彼女にもっとも近しいふたりの男性――弟と彼氏の写真で、構成されている。「弟は血がつながっていて、切っても切れない関係。彼はそういう存在じゃないけれど、同じように愛情はある。それぞれの写真を並べることで、どこが違い、何が違わないのかをたしかめたかった」と伊澤は語る。

「だれかと会話していて、『そんな気がした』ってフレーズを使えるのは、ごく限られた相手に対するときだけ。人との距離感はわたしにとって大切なこと。今回展示する写真は、『そんな気がした』と言える距離感の相手を撮ったものばかりです」

「provoke」は、写真の歴史をまさに更新しようとしている若手たちを紹介する場である。今後の展開も期待したい。


■provoke page.3伊澤絵里奈「そんな気がした」
会場:SUNDAY
住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F
開催期間:2016年1月9日(土)~1月31日(日)・1月13日(水)は休廊
開催時間:11時30分~22時[水曜は11時30分~18時]
特設サイト:http://provoke.cork.mu/(作家インタビュー掲載)


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