野上祐(のがみ・ゆう)/1972年生まれ。96年に朝日新聞に入り、仙台支局、沼津支局、名古屋社会部を経て政治部に。福島総局で次長(デスク)として働いていた一昨年1月、がんの疑いを指摘され、翌月手術。現在は抗がん剤治療を受けるなど、闘病中
福島県版連載「木村王国の崩壊」(上)福島総局員だった鹿野幹男、伊藤嘉孝、佐藤啓介、永野真奈の各記者が担当した「緊急連載 現職不出馬」。福島県の佐藤雄平知事(当時)が知事選への立候補見送りを表明する当日、ホテルに集まった記者やカメラマン、支持者の熱気に「ショータイム、ショータイムだな」とつぶやく場面から始まる。この声は現場で永野記者がキャッチした (c)朝日新聞社
福島県版連載「木村王国の崩壊」(中)「中」には、自民党県連に推されて立候補予定だった人物が「ナッツとおひたし」をさかなに妻と晩酌する場面も。党本部の思惑で見送りに追い込まれる将来を暗示するかのように、「ここまで自分が出るのを望まない人がいるってことか」と記者にぼやく (c)朝日新聞社
福島県版連載「木村王国の崩壊」(下) (c)朝日新聞社