試合形式の稽古をする競技者たち。東京都銃剣道連盟・東部支部支部長の渡邉正一さんは「銃剣道は『突き』だけの非常にシンプルな競技。しかし、シンプルであるがゆえに駆け引きが生まれ、奥の深い攻防になるのが魅力だと考えています」と語る
身を守るための用具は剣道に似るが、左胸を保護する「裏布団」、左肩と胸を守る「肩」など、銃剣道ならではのものもある
銃剣道を体験する記者。手に持つ「木銃」の規格は、38歩兵銃に銃剣を装着した長さの166cm。重さは成年用で1100グラム以上。小学生以下は長さ133.5cmのものが使用される
稽古場には子どもの姿も。親が自衛官や銃剣道経験者で、その勧めで始めることがほとんどだという