「博物館明治村」で動態保存される京都市電。オープンデッキの運転台、腰羽目を絞り込んだ二段屋根の車体など、明治の面影を伝える貴重な路面電車。(撮影/諸河久:2008年5月18日)
お膝元「梅小路公園」で復元された京都市電27号。大きな救助網やブリル21E型単台車の構造が良く判る。現在はリチウムイオン電池動力方式で動態保存されている。(撮影/諸河久:2006年7月1日)
「スプレーグ式電車」は1890年の第3回内国勧業博覧会に出展された。「Tokyo Electric Light Company(東京電燈会社)」のエンブレムが腰羽目に大きく描かれていた。(所蔵/諸河久)
戦火で焼損した台車は都電荒川車庫の片隅に保管されていた。ブリル社の刻印がある台車はブリル21E型よりも古いタイプで、軸距も短かった。(撮影/諸河久:1966年2月16日)