32年間の支援活動でホームレス状態から自立した人は3400人超。「どんな困難にある人も断らない」が信念(撮影/横関一浩)
恒例の新年会での一問一答。今年の抱負を参加者に聞く。東京で福祉の勉強をする次男・時生の姿はなかったが、昔から奥田家の正月は、過去に一緒に生活したお兄ちゃん、お姉ちゃん、おっちゃんが帰ってくる特別な日だったという(撮影/横関一浩)
東八幡キリスト教会にある納骨堂。これまで奥田らが出会い、抱樸が自立を支援した元ホームレスらが眠る。路上から脱した仲間は「互助会」を作り、月額500円の会費を募り、仲間の見舞いや葬儀を行う(撮影/横関一浩)
大晦日。徹夜でおせち作りに精を出す伴侶、伴子に代わって、奥田が台所に立ち、年越しそばを食べるのが奥田家の習わし。小倉名物の炒めた牛肉と玉ねぎがたっぷりのった蕎麦を振る舞う(撮影/横関一浩)
どんなに忙しくても日曜日の礼拝は欠かさない。前日の深夜、部屋にこもって、その日の説教を考える(撮影/横関一浩)