日系オランダ人3世のイムケ(左)とマリーケ姉妹。イムケは太平洋戦争中にジョクジャカルタの製糖産業で働いていた祖父、ニシムラを捜している。姉妹の母、ジョイスが日本人を父として生まれていたことは50歳で初めて知った事実だった(奥山さん撮影)
第二次世界大戦中、旧日本軍捕虜収容所で虐待を受けた元オランダ軍兵士が暮す建物の窓から写した風景。本人に会うことはかなわなかった(小原さん撮影)
オレンジ色の光に浮かび上がる東京・上野の街。東京大空襲をイメージして被写体の熱を映像化するサーモグラフィーカメラで撮影した(木村さん撮影)
宮崎県出身の井手多喜子さん。手にしているのは1961年に北朝鮮に渡る直前、初めてチマチョゴリを着て夫とともに写した記念写真。井手さんはこの撮影の3週間後に亡くなった(林さん撮影)