しんしんと雪降りつのる糸魚川駅に「雪月花」が入線する。あたかもモノクローム写真のような白と黒のみの雪景色の中を、銀朱色もあでやかな「雪月花」が近づいてきた。大らかな丸味を帯びた車体、なんて美しい列車なのだろう。まぎれもない新潟美人であり一目ぼれしてしまう。なお、2017年には鉄道友の会による「ローレル賞」に輝いた ■オリンパスOM-D E-M1 MarkII・12~100ミリF4・絞りf5・AE・ISO6400・JPEGスーパーファイン(撮影/櫻井寛)
「越後の清酒はいかがですか?」と、日本酒をすすめる新潟生まれのアテンダント。日本酒は、大吟醸「杜氏魂」、純米酒「君の井」、湧水仕込み「鮎正宗」、本醸造「千代の光」など上越市の地酒が勢ぞろい。米どころ新潟は言うまでもなく酒どころでもある。「雪月花」の天井は床から2メートル60センチと非常に高く窓ガラスもすこぶる大きい ■オリンパスOM-D E-M1 MarkII・12~100ミリF4・絞りf5.6・AE・ISO6400・JPEGスーパーファイン(撮影/櫻井寛)
新潟出身でミシュラン二つ星レストランのオーナーシェフ、飯塚隆太氏監修によるフランス料理「雪コース」の三段重。右から前菜、主菜、ディップサンドを並べ、車窓を流れるグリーンと日本海をバックに撮影する。シャッター速度を遅くすることによって列車旅の快適さを演出する。美味なる食事を楽しみながらの旅は鉄道旅の醍醐味 ■オリンパスOM-D E-M1 MarkII・12~100ミリF4・絞りf5.6・60分の1秒・ISO64・JPEGスーパーファイン(撮影/櫻井寛)