おおはし・ゆかこ/1959年、東京都生まれ。フリーライター・編集者。著書に『満心愛の人 益富鶯子と古謝トヨ子』(インパクト出版会)、『ニンプ→サンプ→ハハハの日々』(社会評論社)など。最新刊は石原燃との共編著『わたしたちの中絶』(明石書店)(撮影:写真映像部・上田泰世)
『翻訳する女たち』(2640円〈税込み〉/エトセトラブックス)翻訳者も編集者もまだほとんど男性だった頃の出版界に飛び込み、半世紀以上も翻訳してきた女性たち。数々の名訳を残す中村妙子、深町眞理子、小尾芙佐、松岡享子のインタビューをもとに4人の翻訳家の人生をつづった、連載「“不実な美女”たち」(光文社WEB)を書籍化。単行本への書き下ろしとして、フェミニズムの思想を日本に紹介してきた、加地永都子、寺崎あきこ、大島かおりの章を収録