一志治夫(いっし・はるお)/1956年、長野県生まれ。「月刊現代」記者などを経て、『たった一度のポールポジション』でノンフィクション作家としてデビュー。『狂気の左サイドバック』で第1回小学館ノンフィクション大賞受賞。主な著作に『失われゆく鮨をもとめて』『幸福な食堂車』など(撮影/写真部・小原雄輝)