【旭酒造株式会社 桜井博志会長】1950年、山口県周東町(現岩国市)生まれ。73年に松山商科大学(現松山大学)を卒業後、西宮酒造(現日本盛)での修業を経て76年に旭酒造に入社したが、先代である父と対立して退社。父の急逝を受けて84年に家業に戻り、純米大吟醸「獺祭」の開発を軸に経営再建を果たす。2016年から現職。四季醸造の実現や遠心分離機の導入など改革を進め、21年にEYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン受賞と日本代表に選出されるなど、経営者としても国際的に評価されている。(写真・高橋奈緒)
ニュースやネットで誰もが聞いたことのある有名な日本酒の銘柄である「獺祭」
ニューヨーク州ハイドパークにある酒蔵の外観