「紙すき」。「縦揺(ゆ)りに横揺(ゆ)りを加えるのが本美濃紙の特徴」(豊美さん)。繊維が縦横に整然と絡み合い美しい和紙になる(撮影/門間新弥)
「ちり取り」。川屋と呼ばれる、井戸水が流れる作業場で、こうぞの内皮に付着している塵(ちり)やごみを手でひとつずつ取り除いていく(撮影/門間新弥)
本美濃紙製品(66.6×97センチ。1枚2千円程度)。障子紙を主として日本画用紙、和帳などに使われる(撮影/門間新弥)