田老海岸 岩手県宮古市世界に誇るスーパー堤防といわれた高さ10メートルの防潮堤。写真は海に向かってX字形を描く内側。昭和三陸大津波の後、1934~57年に建設された一番古い部分だ。震災で残った箇所は修復され、さらにかさ上げする工事が行われている(撮影/写真部・馬場岳人)
田老海岸 岩手県宮古市スーパー堤防のX字の継ぎ目にある開閉扉。津波襲来時には閉じられるが、通常は通行のため開いている。扉の向こう側から集落の街灯の光が漏れる。今回の地震では、人口4434人(当時)のこの地区で、200人近い死者、行方不明者が出た(撮影/写真部・馬場岳人)