18日午前7時58分、近畿地方で震度6弱を観測する強い地震が発生。各地で水道管破裂の報告があり、震度5弱を観測した大東市では2階建て住宅を超える高さの水柱が発生した。
近くに住む30代女性はこう言う。
「地震が起きて、主人が外に様子を見に行ったら『噴水になっている』と戻ってきた。水量がすごくて、USJのウォーターワールドみたいだった。2階よりも高く噴き上げていて、1時間以上は止まらなかった」
大東市に住む別の50代女性は「急に横揺れがあり、結構長く続いた。椅子に座っていたが立ち上がれず、床に降りるのが精いっぱい。阪神淡路大震災の時は震度4(大東市)だったのですが、それよりも大きいと思い玄関へ。心臓がバクバクした」と話した。
気象庁は午前、緊急会見を行った。今後、1週間程度は同クラスの地震が起きる危険性があると注意を呼び掛けた。
大阪市に住む病院勤務の20代女性は「スーパーでは食材買い占めが起きている。病院にも処方箋をもらいにくる患者さんが殺到している」と話した。(AERA dot. 編集部・福井しほ)