女優の広瀬すず(19)が来年1月にスタートする連続ドラマ「anone(仮・あのね)」(日本テレビ系)に主演する。脚本は同局の「Mother」「Woman」や「カルテット」(TBS系)といった人気作品を手掛けた坂元裕二氏のオリジナルで、演出は先の2作品と同じ水田伸生監督が務めるという。
ドラマ出演に向けて広瀬は「10代は少女といわれる時期でもあると思います。今の自分だからこそ見える世界、感じられる感覚を大切にしたいな、と思います」と意気込みを語っている。
「来年6月に20歳を迎える広瀬にとっては10代最後の連続ドラマとなります。初めて連ドラで主演したのも日本テレビ(2015年放送『学校のカイダン』)。16年の『怪盗 山猫』以降は映画を中心に活躍してきましたが、二十歳を機に主戦場をテレビに移すようです」
そう話すのはスポーツ紙記者だ。
15年に公開された映画『海街diary』で注目を浴び、その後は『ちはやふる』シリーズ、『四月は君の嘘』『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』などで主演、今年公開された『先生!、、、好きになってもいいですか?』など2作品ではヒロインを務め、映画への出演が目立っていた。
そんななか、連ドラ主演に続いて発表されたのが、NHKの朝ドラヒロイン抜擢だ。NHKは11月20日、19年度前期の連続テレビ小説「夏空」のヒロインを広瀬が務めると発表した。
1961年の第1作、「娘と私」から100作目に当たる同作は北海道・十勝と日本アニメの創生期を舞台に、真っすぐに生きたヒロインの夢と冒険を描く。
NHKで行われた会見で、広瀬は「“100”っていうとすごく大きな数字というか、存在というか……。いろいろな方から『プレッシャーをかけているわけじゃないけど、100作目だからね』と言っていただいて、ちゃんとプレッシャーを感じております」と心境を語った。